つみたてNISAやってないんですか?
という訳で本日はつみたてNISAについて書いていこうと思います。今更な感じもしなくはないですが、おさらいの意味も込めて書いていきますので最後までお付き合いください。
つみたてNISAって何?
簡単に言えば投資信託の解約時に税金がかからない仕組みのことです。例えば利益が100万円出た場合、通常は20%程度(今回の場合には20万)が税金として引かれますが、つみたてNISAの場合には税金がかかりません。
ただし、以下の制約があります。
・期間:最長20年
・金額:年間で40万円まで、合計で800万円まで
私的には年間40万円が中途半端でセンスないなと良く思います。
48万とか60万とか12の倍数に普通しますよね?
ここがスゴイ!つみたてNISA
また、制度的以外にも副次的なメリットもあります。
・コストが安い=利益が出やすい
・時間分散=投資の鉄則
・少額投資=若いうちから気軽に出来る
・複利効果=負けにくい
そして、私的には次のメリットが一押しです。
それは、興味を持つこと。
投資ってお金がかかりますよね?
人間誰しもお金がかかれば真剣になるものです。
スマホのアプリで市場の動きを見るようになるかもしれません。
新聞なんかも読みたいと思うかもしれませんね。
興味を持つことで人生の幅が広がることが何よりのメリットと考えます。
注意が必要かも?
とはいえデメリットが無いわけではありません。
それは、非課税期間終了時に市場が大きく下落した場合に大損をしてしまうという点です。
現在、コロナショックにより世界中の株式市場が大暴落しています。せっかくコツコツ投資していても市場の下落にはやはり勝てないのです。
証券会社選び
では、どこで始めるのが良いか?
色々とありすぎて悩む人も多いのではないですか?
いえ、悩む必要はありません。
次の2つから選べばOKなんです。
・SBI証券
・楽天証券
いずれも①商品ラインナップが豊富かつ②貯めたポイントで投資出来るので特にこだわりのない方はどちらかを選ぶと良いでしょう。
何に投資をするかです。
私的には次の2つが良いと思ってます。
・世界の株式に投資する投資信託
・米国の株式に投資する投資信託
20年後を考えたとき、全世界を見ると今より良くなっているとは思いませんか?現在、新興国と呼ばれている国々が先進国の仲間入りを果たし、世界経済の規模は今より大きくなっていることでしょう。
加えて、世界全体に投資をすれば分散も効きますよね?
分散投資は投資の世界では鉄則です。
また、米国は今後も人口が増加することが見込まれている将来有望な先進国の一つです。世界の株式は米国に引っ張られることが多いので、米国株式に投資する投資信託もオススメです。
逆に考えて
では、オススメしないのは何なのか?
ズバリ書きますと「日本」です。
日本は今後2つの要因により衰退していくと考えています。
・少子高齢化
・人口減少
経済の規模には人口動態が大きく関わっています。
人口が減っていき、元気な若者が少なくなる日本はこの20年間で他の国にどんどん追い抜かれていくと予想しています。
最後に
補足のような蛇足のようなものを2点ほど。
人口が増える国なら米国以外にもありますよね?「そっちでも良いんじゃないか?」と思われた方もいるはずです。
よく考えてみてください。
その国の多くは現在は新興国なのです。
今後ちゃんと成長するか分からない国に投資はできませんよね?
人口が重要とは書きましたがそれだけでは経済成長が続くというわけでもないのです。
「株式もいいけど債券のほうが安心では?」
確かにそのとおりです。
債券の方が株式よりも安全です。
ただ、世界的に金余りが進んでいるなかで金利はほとんど付かないのが債券の実状です。少額で投資しても旨味はほとんどありません。そしてこの先も金利は高くなることはほぼないと言い切れます。従って、債券への投資はおすすめしませんでした。
以上。