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皮膚科ナースが伝えたい【ニキビ治療はお早めに!】

皮膚科の魅力にどっぷりはまっている、皮膚科ナースのみなみなみです。

今回は、ほとんどの方が一度は悩んだことがあるであろう、ニキビに関してお伝えしていきたいと思います。


実際に私も、中学生のころから、おでこにできるたくさんのニキビに悩まされていました。そして現在も、生理前にできるあごニキビに悩まされております。


一昔前までは、『ニキビはほおっておくもの』というイメージがありました。
しかし、ここ15年ほどでしょうか。『ニキビは皮膚科へ』というような、テレビCMも流れるようになり、ニキビは皮膚科で治療するものという流れができたように思います。


では、みなさんも気になっているであろう、実際のところをお話していきたいと思います。

ニキビで本当に病院に行っていいの?

お答えしましょう!
いいんです!!
ぜひ行ってください!!!
その際は、必ず皮膚科に行きましょう!!!!

実際に訪れる、ニキビ治療目的の患者さん、実はとっても多いんです。
小学生から40代ぐらいの方まで、毎日多くの方が訪れます。
ぽつっと1つだけできたニキビでも、治療に来られる方もいらっしゃいます。
『本当にこれぐらいで受診していいのかな?』と悩んでいる方は、安心して受診してみてください。


ニキビ治療の目的

①できたものを治療

メインの治療方法ですが、患者さんはニキビができたと受診をするので、まずはできたニキビを抑える治療を行います。塗り薬(+場合によってな飲み薬)が処方されるでしょう。

では、ニキビを繰り返す人は、この治療をずっとやるのかというと、実は違います。

②繰り返さないように予防

ニキビを繰り返しやすい人は、できたニキビを治療した後、治療をステップアップします。それが、ニキビの予防です。

ここ10年ほどで、とてもメジャーになってきた治療方法です。

毎回できるニキビも本当に嫌ですが、皆さんニキビ跡に悩まされたことありませんか?
1度ニキビができると、治った後に残る“赤み”や“色素沈着”ってなかなか消えないですよね。


実際にこのニキビ跡を治療しようと思うと、保険適応外となりお金もかかる上に、改善するまでに時間もかなりかかります。
ニキビ跡を残さないためにも、予防がとても大事なのです。


ニキビ治療はいつまでやればいい?

繰り返しやすい方は、予防を続けるわけですが・・・
これいつまで続けるの?と思いますよね。

これは、繰り返さなくなるまでです。

やめてしまえば、またニキビができます。
ニキビ治療は、根気が必要なのです。


まとめ

最近のニキビ治療は、できないように予防していくものがメジャーになってきています。
できてしまえば、跡もでき、悩みのたねになることも・・・。
『これぐらい大丈夫』と思わず、少しでも治したい思ったら皮膚科受診をおすすめします。

健康な肌は1日にしてならず!
こつこつ、日々のケアを積み重ねていきましょう。

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