世界遺産でも注目！沖縄は森がおすすめ。梅雨でも楽しめるアクティビティツアーをご紹介

2021年5月11日 15:12

こんにちは！沖縄南部観光局です。子供の日から梅雨入りした沖縄では、曇りや雨の日が続いています。そこで今回は、梅雨でも楽しめるアクティビティツアーをご紹介します！ぜひ遊びに来てください！

お申込みはこちらまたは 098-998-0330

やんばるが世界自然遺産に！

沖縄本島北部、やんばるの森が世界自然遺産に登録されることになりました。

やんばるが世界遺産に登録されたのは、「大陸との分離結合を繰り返しながら島々が成り立った地史があり、それを反映した多様で固有性の高い生態系を有することと絶滅危惧種の生息地として重要な場所である」ことが背景です。

沖縄と言えば「海」のイメージが強いですが、森の自然も豊かです。今回の世界遺産登録をきっかけに、沖縄の森にも、ますます注目が集まっていくことが期待されます！

今回ご紹介するのは「ホロホローの森」で行われるツアーです。

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ホロホローの森は国定公園の一部に指定されているため、手付かずの原生林が残されています。ガジュマルなどの木々が生い茂り、南国ジャングルの雰囲気が味わえる一方で、遊歩道が整備されているので、特別な装備もなく、安全に散策を楽しむことが出来ます。小雨程度であれば、ツアーも実施しています！

湿気の高い今は、いつもに増して、ジャングルの雰囲気があります(笑)

ホロホローの森では約100種類の動植物が確認されています。その中でも注目は「日本一大きい」生き物たちです。冬から春にかけては、その姿を見ることは少ないですが、これからの時期は見られる可能性が高いです！

こちらはオオジョロウグモ。日本一大きなクモと言われており、手のひらくらいの大きさです。この写真は、巣に引っかかったコウモリをクモが食べている様子です。

オオゴマダラ

こちらはオオゴマダラ。日本最大級の蝶と言われており、シマウマのような模様が特徴です。オオゴマダラはさなぎも金色で美しく、ファンが多い蝶でもあります。

こちらは天然記念物のオカヤドカリ。日本最大級の大きさで、大人の拳くらいの大きさがあります。

他にも運がいいとヤシガニ（世界一大きいヤドカリ）やオオコウモリ（日本一大きいコウモリ）などにも出会うことが出来ます。また絶滅危惧種の植物もあります。

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遊歩道は海まで続いています。ジャングルを抜けた先には白砂のビーチが広がり、ツアーではビーチ散策も楽しむことが出来ます。

ビーチには変わった形の岩がゴロゴロと落ちており、その中にはハート形をした「ハートロック」もあります。

ビーチに落ちている珍しい貝がらなどもご紹介致します！

世界遺産に登録されるやんばるの森と南部の森は土が異なるため（北部：国頭マージ・南部：島尻マージ）、森の雰囲気や植生も異なります。ツアーに参加することで、その違いなども知ることが出来ます。

特徴的なのは「琉球石灰岩」。沖縄本島中南部は、海の底に堆積したサンゴや貝がらが隆起して出来た地形です。そのため、木々や植物も、琉球石灰岩という岩に絡みつくように育っており、目の前に迫るような迫力が感じられます。

ホロホローの森があるのは那覇市街からも車で30分の場所。沖縄南部にある穴場スポットです。しかし、森の自然は意外と地味です(笑) 説明されないと分からなかったり、生き物もなかなか見つけることが出来ません。

森を散策するときはガイドツアーへの参加がおすすめです！

小雨程度であればツアーは実施するので、梅雨でも楽しめる体験です。この機会に、沖縄の森を楽しんでみるのはいかがですか。

【ツアーの詳細】
所要時間：1時間30分
定　　員：2名様から
対象年齢：5歳以上（中学生までは保護者同伴でお願いします）
料　　金：1,650円
※1名様の場合でも、2名様料金3,300円でご参加いただけます。
場　　所：八重瀬町具志頭
持ち物：歩きやすい靴と服装（装備は不要です）

または、NPO法人自然体験学校 098-998-0330 まで。
お電話の際は「ホロホローの森ツアーに参加したい」とお伝えください。