世界一美食の町-サン・セバスチャン- #モリゼミオープンレクチャー vol.4 20200906
2011年秋のサンフランシスコ。とある金曜夜のディナーにバスク料理のレストランへ行った。料理もワインもとっても美味しくって。そんな素敵な食事が手伝ってか、一緒にいった友人との会話もとても弾んで、気がついたらレストラン内で最後の客になっていて、閉店ぎりぎりまで楽しませてもらった。いま思えば、そのときからバスク地方に位置するサン・セバスチャンの美食の世界へ足を踏み入れていたのかもしれない。
料理って、なんかちょっとした魔法のようだと感じる。作り手の「愛」、一緒にいただく人の相手に対する「愛」、いろんな「愛」があったかくその場を取り囲んでいる気がする。そんな料理というマジックを前にして、何か奇跡が起こるとしたら、それはきっといいことに違いない。
今日のオープンレクチャーは、そんな身近な「食」への身近な「愛」がおおきなあったかいものに発展していった、そんな印象を受けた。
・愛があること
・愛があるもの、いいものはどんどん共有する
→”好”の輪は、波紋のように自然とおっきく広がっていくのだろう。
私は、サン・セバスチャンの人たちが自分たちの町を、バスクを愛するように、地元の久留米が大好きだ。きっとずっと久留米で生きてきたらわからんかったかもしれん。高校から県外に出て、海外生活も経て、そんな「外から久留米をみる」経験がそんな久留米愛を育んでくれたようにも思う。そして、そういう「愛」はきっとおっきな可能性を秘めている、と感じるし、それを具現化してくれたのがサン・セバスチャンの事例だと感じる。
久留米が大好きだから、久留米絣が誇らしく大好きで、そんな久留米をもっともっとみんなに、国内の人、海外の人に知ってほしい。この想いや行動に移していることを周りのみんなに発信して共有し、共感してくれた人が少しずつ加わって、輪が少しずつおっきくなっていく。そんなちっちゃな一歩をいまから踏み出そう。久留米絣ーGALAXYー構想、始動します!