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レッズ少し隠れた名選手たち18「西澤代志也」
数々の名選手達によりクラブの歴史が作られてきた。
ここでは、実力も実績もあるけど、歴代ベストイレブンにはなかなか名前が出てこない。そんな選手達を勝手に独断と偏見で紹介していきたい。
第18回は西澤代志也選手
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西澤代志也
1987年6月13日
埼玉県所沢市出身
MF、DF
2006〜2010
公式戦 17試合1得点
背番号 35-27
前所属 浦和ユース
移籍先 草津
みんなから可愛がられたヨシヤ
右サイドハーフ、右サイドバック、ボランチと様々ポジションでプレー可能な選手。思い切りのいい飛び出しとドリブル、クロス、ミドルシュートが武器。
2006年加入。後に大学から加入する宇賀神と同じ世代で、堤俊輔、小池純輝と共にユースから昇格した。
歴代最強とも言えるチームにあって出場機会は得られず、リーグのベンチ入りも1試合のみ。デビューは3年目となった。
2008年、ナビスコ杯予選リーグ2節京都戦で平川忠亮に代わり途中出場。これが公式戦デビューとなった(ちなみにエジミウソンが前半でハットトリックしている)。
その後ナビスコ1試合、天皇杯1試合に途中出場。
2009年、若手を積極的に起用するフォルカー・フィンケが監督になったことで西澤の出場も増え、リーグ前半戦からほとんどの試合にベンチ入りした。
ナビスコは予選1節から出場。5月の大分戦で初先発、フル出場した。さらに5月30日埼スタでの新潟戦。公式戦初ゴールとなる先制点を決める。
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その後もナビスコでは安定して出場し、6月の神戸戦でリーグ戦にもデビュー。その後6試合連続で出場、リーグ初先発もありこのまま勢いに乗って…と行きたいところだったが、欠場していた平川忠亮の復帰と共にまたベンチに戻り後半戦にはベンチ入りすら無くなってしまった。
2010年、シーズン途中に草津に期限付き移籍。リーグ17試合に出場したが、オフに退団が決定。栃木に完全移籍となった。レッズではサイドのポジションが主だったが、移籍後はボランチか右サイドバックでの出場が多い。
栃木では100試合以上に出場。最後は沖縄SVに移籍し引退した。
その辺の流れはこちらで↓
ヨシヤはサポーターに可愛がられていたイメージが強い。
ユース上がりは無条件で愛されるんだけど、それでもこう可愛い要素があったんだろう。
だからこそ2009年の活躍は嬉しかったし、初ゴールはもっと嬉しかった。
中央で相手からボールを奪うと、そのままドリブル、パスを出すと前線へ飛び出し、リターンを貰って冷静に左足でシュートした。
奪った勢いを持ったままの一連の流れに観客は興奮し、ヨシヤのゴールに歓喜した。最初ので最後のヒーローインタビューも受けた。
現地にいたサポーターの中には覚えている人もいるだろうし、多分選手本人も忘れない…はず。
公式戦17試合、先発は数試合だったが、その数字以上に愛される選手だった。