気持ちのままに

2007年5月27日…
私は、この日を一生忘れることはないと
思います。

あの日…坂井さんが此岸を離れてから、
もう17年も経つんですね…
訃報を聞いてから1ヶ月くらいは、灰色の世界
の底の底で ことある毎に泣いていました。
同僚にも家族にもﾊﾞｶみたいって笑われたり、
呆れられたりしたけど、言い返す元気すらないほど、心が粉々になってました。

確かに…皆が言うように、私は
LIVEに参戦したことがあるﾜｹではなく、
勿論 坂井さんに会ったこともありません。
ｸﾞｯｽﾞを持っているﾜｹでもなく、ただ、
音楽ｿﾌﾄや関連書籍だけは、人並みに
所有してます。
たったそれだけのことで、ひと月も泣くとは
愚かしいにも程があると思う人も
いるでしょう。
でも私は、坂井さんが今も大好きです。
合理的な理由や忖度なしで大好きなんです。
あの時の私の気持ちは、同じ思いをした人でなければ判らないと思います。

声も歌詞も、物憂げで淋しそうな眼差しも、
そして音楽への静かで熱い情熱も、
何かに集中し過ぎて手荷物をどっかに
紛失しちゃうような、たま～に天然なﾄｺも
全部ひっくるめて大好きです。

…おそらくﾃﾞﾏであろうとは思うのですが、
あの雨の朝、坂井さんとおぼしき人が
か細い声でZARDの曲を歌っていたという
噂が当時ありました。
もし…もしそれが本当なら、
何を歌ってたのか知りたいんです。
勿論、知る術はありませんし、
知ったとこでどうなるﾜｹでも、
どうすることも出来ないのですけど…


…ついﾀﾞﾗﾀﾞﾗと書いてしまいました。ｽﾐﾏｾﾝ🙇
でも、これが今の私の気持ちのすべてです。