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Photo by
diysolarsharing
58+5
10年前の今日、58人が亡くなり5人が行方不明になった火山災害があった。
2014年9月27日11時52分、御嶽山が突然
噴火し、山頂や その付近一帯にいた登山者を
襲った。
ギリギリのところで辛くも生き残った人の証言によると、噴火は音もなく発生したため、
何気なく周囲を見回していて、偶然 立ち上る噴煙に気が付いたとのことだった。
山小屋などの建物に避難出来た人は、カラダの
ダメージが少なくて済んだけど、開けた場所で
噴煙に追い付かれて火山弾に襲われた人は、
亡くなるか瀕死の重傷を負った。
火山弾は大小様々な岩が、時速200㎞近い速度で雹のように落ちて来る。
何もない場所では、避けようがないのだ。
しかも怖いのは火山弾だけではない。
火山灰も木材などの灰とは異なり、細かくて
尖った石の粉なので、吸い込めば窒息のリスクがある。
立ち込める火山灰の中では、タオルで口を覆っても、灰が口に入るのを まったく防げなかったという。
防塵マスクでもしない限りは、防ぐのは難しいのだろうか…
紅葉を楽しむ人たちで賑わい、穏やかだった
はずの御嶽山山頂は、あの瞬間から一気に
阿鼻叫喚の巷と化したんだろうな…
行方不明のまま、まだ見つかっていない方が
5人いるけど…
カラダは帰れなくても、どうか全員の御霊が
家族の元に帰れていますように。