私がBリーガーにSNSで発信してほしいワケ
こんにちは。金子宗太朗です!!
最近、SNS(主にTwitter)の住人になっている金子ですが、今日は記事のタイトルにもなっているけれど、なんで金子がBリーグの選手たちに「SNSでもっと発信して」と思っているかを書きたいなと思います。
はじめに、改めて自己紹介。
もしかしたら、選手が見るかもしれないし、そうでない方も見るかもしれないし、「お前誰やねん」とならないように自己紹介を改めてします。
金子 宗太朗(カネコ ソウタロウ)といいます。
東京都の出身。小学時代は多摩ボンバーズという西東京では少しだけ有名??なミニバスでしごかれて、多摩市立聖ヶ丘中学校へ。
ここでもまたしごかれながら、東京都でベスト4に入ったり入らなかったり。
その後、私立世田谷学園へ進学して、ここでもしごかれて一生分のダッシュをしたんじゃないか??と思うくらい走るバスケを仕込まれまして、3年間毎年インターハイに参加。1回戦も勝てなかったけども。
高卒後は進学せずに、五木ひろしの付き人を。
その1年後に、またバスケがしたくなって、五木ひろしさんとお別れし、フリーターをしながら選手を目指すことに。
だがしかし、プロまでの道のりで迷子になったり、怪我を重ねて挫折。
コーチ業をしようと勉強しながら、高校生のコーチを行う日々。
たまに草バスケの試合。
なんて生活をしていたら、ひょんなことからbjリーグ(Bリーグの前身)のトライアウトに参加することに。
結果、仙台89ERSの練習生として仙台の地にお邪魔させていただき、コールアップで選手に。
2年目にはキャプテンをさせていただくも、結果が出せず、そのまま引退。
※調べれば分かるけど、コート上では本当に何も残せなかったです(未だに悔しい)
現在は普通のサラリーマンをしながらバスケを楽しむおじさんをしていましたが、やっぱりバスケに関わっていたくて、残りの人生をバスケットとともにする道を模索しています。
今は、「バスケット観戦者の目を肥やす」というミッションを掲げて、小さいながらも出来ることを重ねていこうと、日々奮闘しております。
「選手に発信をしてほしいワケ」を書くキッカケ
そんな私ですが、なんで最近こんなことをツイートしているのか。
さっきも話したように、私は「バスケットの観戦者の目を肥やす」ことを個人的にミッションとして掲げています。
ですが、自分自身の声が思ったように届かないなということは常々感じていたし、どんなアクションをすることで、その目標が達成できるのか全くもって見当もつかないというのが正直なところでした。
そこで、「現在のBリーガーたちは一体どんな発信をしているのか??」とふと気になってBリーガーのTwitterのチェックを始めたんですね。
まぁとはいえ、B1〜B3まで人数が多すぎるし、どこにも一覧がまとまってなかったから(Bリーグの中の人、作ってくださいw)、とりあえず昨シーズンのB1選手と数人の面識のある選手だけのリストを作って、随時追加していこうかなと。
それで作ったのがこのリスト
※多分リンクにジャンプすればみなさんも見れると思うけど、見れなかったらすみません。そして漏れている選手がいたらすみません…人力ゆえミスがあるかも。
2020/05/30現在165名のリストとなっておりますが、「これは毎日チェックすんの大変だなぁ…正直見るのダリィ…」と思ったのはここだけの話ですが、やはり分析は避けて通れないわけで、意を決して目を通したのですが。
発信がメチャクチャ少なくてビックリしたんですよ。
新型コロナウィルスの影響で、自宅で過ごす日々も多いから、発信できることがなくなっているのは理由としてあると思うんですけど、あまりにも少なくて。
たまに出てくる発信も、チームの公式アカウントのRTやファボ。
あとはプライベートな投稿や、仲のいい選手同士、友人との内輪ネタ的な投稿。
これもファンとしては嬉しいんでしょうけれど、これらの投稿からは選手個人のパーソナリティは全く感じることが出来なかったんです。
選手としての価値
これは完全に私見なのですが、私はバスケットボール選手の価値って
この2つだと思っています。
競技力は試合を見てもらったり、自身のプレー動画を見て貰う機会が増えれば理解してもらえるかもしれない。
でも人間性に関しては、やはり伝えていかないと、なかなか知ってもらうことは出来ないんですよね。
NBA選手のように注目度が高ければ、当然メディアなど露出が増えるので、自ずと人間性を知って貰う機会は増えるかもしれませんが、日本のBリーガすべてをTVやラジオ、雑誌などが取り扱ってくれるわけもなく。
自身のことを発信するのが苦手だった選手時代
さっきも話したように、私は仙台89ERSに選手として在籍していましたが、SNSの類はクローズドで行っていました。コソコソやっていたTwitterが当時のキャプテン志村雄彦に暴かれ、FB、Twitter、Instagramで発信を少しずつするようになったのですが、発信の主な内容はチームメイトの写真であったり、試合の報告と次への意気込みが中心。チームの活動の裏側や、自身の私生活の一端なんかも投稿していて、思い返すと今のBリーガーの投稿と同じ毛色の投稿ばかりでした。
これは、先日ある選手とも「その気持ち分かる!!」と、凄く共感したんですけど、練習の様子や自分の頑張りを投稿するのってアピールみたいに見えて、とても苦手だったんですよね。「そういうは自身で投稿すべきじゃない」みたいな、今考えると全く良くわからないマインドを持っていました。
きっと試合に絡んでいる選手なんかは、練習内容とかも他のチームの選手に見られたくないとかもあるでしょう。
それでも私は、やっぱり発信していくべきだと思うんです。
確かにファンは「プライベートでどこどこ行った」「今どんな気分」なんて事も知りたいだろうし、選手を身近に感じたいと思う。だけど、
「こんなプレーが出来ると幅が広がるから、こういう練習を今度しよう」
とか
「先日負けた試合でやったこのミス。(動画付きとか??)この時こういう状況で、AとBで判断迷ってミスっちゃったんだよなぁ…もう少し判断早くできてたら、こんな展開にできたかも。」
とか
「ある試合で〇〇選手がチームに放った『✗✗✗✗✗」って言葉がすごく心に響いた。」
こういう発信もファンとしては興味あるし、知りたいと思うんですよ。
パーソナリティを知ってもらうことこそが必要
選手一人一人が、どんな事を考えて、どんなことを感じて、生きているのか。プレーをしているのか。
ここを伝えていくことで、その選手の人間性を知ってもらえると思うんです。選手の人間性が伝わることで、ファンはもっと深くバスケットを見るきっかけになるし、結果的にそれが選手の価値を高めることに繋がると思うんです。
武井壮さんのYou Tubeの動画でも話していますが、社会的な価値を高めないと、どんなに優れていても評価されません。
社会から必要とされないと、選手をはじめ、バスケ界はバスケットで飯を食う事ができないんです。
バスケットの価値を高めるためには、今のプロ選手一人一人の価値を高める必要があります。そして、その価値を知って貰う必要があります。
この2週間、Bリーガーの発信を意識して見てきましたが、やっぱり人間性が伝わるような発信は少ないです。
是非バスケット界のためにも、自分自身のためにもSNSを活用して発信をしていって欲しいなと思います。
そして、
「〇〇なう」
ではなく、
「〇〇なう。初めて来たけど、□□で△△を思った」
みたいに少しだけ膨らませてみてください。
これだけで、人間性の一端に触れることが出来るんです。
これは、私のミッションにも関わることです。
何度もお話していますが、私のミッションは「バスケット観戦者の目を肥やす」ことです。
ですが、実際には私の力はあまりに非力で、小さいものです。
正直に言うと、選手の皆さんからの発信で、助けて欲しいとう気持ちでおります。
選手の皆さんが今までより、ほんの少しだけプレーのことや考え方、戦術など、発信することで、ファンの方々は「ある一つのプレー限定」だったとしても、そのプレーが頭に残るはずなんです。
あなたが実際にプレーしている時や、あなたが話していたシチュエーションにファンの方々が出くわした時に、ファンはそのプレーをバスケットの観点で見ることが出来るんです。
シュートが入った/外れた。
アシストがうまく行った/失敗した
プレーの結果だけではなく、その過程を楽しむ入り口をあなたが作ることが出来るんです。あなたの好きなバスケを、もっと楽しむキッカケ作れるんです。
昔に比べて、ファンの皆さんはバスケットに本当に熱狂してくれていると思います。
過去の記事にも書きましたが、あらゆるバスケットボール選手や関係者の皆さんのお陰で、本当にバスケットボール界は盛り上がりを見せたと思います。
今回の新型コロナウィルスの影響で、あらゆるエンタメが瀕死の状態になって、バスケットボール界も同じように瀕死の状態です。
以前のようにはすぐに戻れないかもしれないけれど、私達は絶対に日本のバスケットボール界を、以前より強く、楽しいものにしていけると思うんです。
選手の皆さん、どうかお力を貸してください。
逆に、発信内容が分からなかったり、何か相談に乗れることがあったら、是非お気軽に連絡をください。
何かしらの気付きや、道筋を見つける手助けがしたいです。
このnoteが多くのBリーガーに届き、理解を得られることを願います。
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