窪田順司

創成窪田株式会社の代表取締役。設計事務所に特化した経営コンサルティングを提供。営業、マネジメント、総合的なサポートで業界の発展を支援。想いをカタチにともに成長し、成功を創る https://www.make-success.co.jp/

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最近の記事

設計事務所の経営に会議は必要なの?

設計事務所の会議に参加すると、「勉強になった」「楽しかった」「やることが明確になった」などとよく言われます。これはコンサルタントとして当然のことですが、素直に嬉しいものです。 事務所の会議といえば、建設現場で行う定例会議、所内で行う工程会議(プロジェクト会議)、デザインレビュー会議(DR)の3つが主で、その他の会議はほとんど行われていない事務所が多いです。DRも忙しくて、実施できているのは一部のプロジェクトのみというのが現状です。 「会議なんて、会して議せず、議して決せず、

    • 業務改善で生産性アップ!3割の無駄を見直そう

      コンペやプロポーザルの手伝いをする際、私は主にプレゼン原稿の作成や校正を担当します。先日の校正作業でも、プレゼン時間を考慮して事務所側では6,370文字の原稿を準備していました。しかし、この量ではプレゼンが15分に収まりません。そこで、おおむね4,000文字に抑える必要があることをお伝えしました。 ただ、この校正を担当者の建築士に任せるのは非常に非効率です。設計者がこのような校正作業をすること自体が無駄だという考えもあります。さらに、彼らが作成した文章と私たちが校正した文章

      • プレゼンの順番でコンペに勝てる?!その2

        先の「プレゼンの順番でコンペに勝てる?!」の回では、プレゼンは最初か最後が良いというお話をしました。特に、最初よりも最後の方がお得だという点について触れました。しかし、最初からお伝えしていた通り、順番を選ぶのは非常に難しいのが現実です。 よって、ここからは、与えられた順番の中でどのように振る舞うかが重要になります。 ヒアリング(発表20分、質疑10分)が1日間でも2日間でも、初日の朝9時からであればトップバッターでしょうし、最終日の17時スタートであればラストバッターである可

        • プレゼンの順番でコンペに勝てる?!

          Q1:プレゼンは何番目が良いのか? Q2:コンペ・プロポーザルでプレゼンする一番優位な順番は、何番目でしょうか? Q3:コンペ・プロポーザルの勝ち負けにプレゼンの順番は、影響するのでしょうか? そんな質問をいただくことがあります。 答えは、 その前に、 プレゼンの順番は、勝ち負けに大きく影響します。 そして、 プレゼンの順番で戦い方も変わります! そうは言っても、トップバッターは、最初なので、硬い雰囲気の中でやり始めることになりそうだから、緊張してやり難そうだし

          民間の建築コンペは勝ちやすい

          今年に入ってから、私たちは公共、民間ともに多数のコンペやプロポーザルを支援してきました。その中で特に注目すべきは、民間のコンペにおいて、病院の1件を除き、負け知らずで全て当選していることです。これは、民間案件が持つ特有の利点を活かした結果と言えるでしょう。 例えば、外資系企業の日本国内の4工場を1ヶ所にする集約案件では、海外のCEOを含む3拠点をWEB経由で中継しながらプレゼンを行い、某大手組織事務所との競合でしたが、30名にも満たない地方事務所でも当選を果たしました。また

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