創元SF文庫「マーダーボット・ダイアリー」が面白い!
創元SF文庫
マーダーボット・ダイアリー(上・下)
マーサ・ウェルズ (著)
中原 尚哉 (翻訳)
がおもしろい!!
自らを「弊機」と称する
元・マーダーボット(殺人ロボット)が
主人公。
元・殺人ロボットの「弊機」が
保険会社の警備ユニットとして、
派遣先の顧客の
警備業務を遂行するお話し。
弊機は保険会社の所有物であるが
自身の「統制モジュール」をハッキング済みで
自分の意志で行動できるようになっている。
警備業務を遂行するなかで
思いがけない様々な事件に
巻き込まれていきます。
この作品の魅力は
なんと言っても
この「弊機」。
めちゃカッコイイ ♡
頭が良くて
冷静で
強くて
優しい?
人間とのコミュニケーションは
キライだけど
顧客の命を守ることには全集中
趣味は、連続ドラマなど
娯楽メディアの視聴で、
どちらかと言うと仕事には
後ろ向き
「人間が、間違った判断を
するのには慣れています」
なんて言う、皮肉もしばしば。
だけど、いざとなったら
すごく強いし!頼もしい!!
顧客の命は絶対守ります。
人間とのコミュニケーションが
苦手なところと、
敵と戦っている場面の
ギャップ萌えです。
(個人の感想です)
ストーリー自体も面白く、
先が気になる仕掛けがいっぱい。
戦闘シーンでは、
アクション映画を観ているような
緊張感とドキドキが止まりません。
かなり抽象的で
わかりにくい感想ですが ^^;
とにかく
おもしろいのです。
ただ、難点を言えば…
設定が細かくて
ちょっと難しい ^^;
3回くらい読まないと
全部は理解できないのかな~
と思いつつ。
3回くらい読みたい作品です。
久しぶりに…
と言うか、
小説は、ほぼ読まないので
(夏目漱石以来かも)
こんな面白い本があったんだー!
という感じです。(^^)
SF好きの方にはおススメです。