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欲しいのは応援であってアドバイスではないという話。

「自分と同じ道を歩んでほしくない」
こういうことを言う親どう思いますか?

ども!Sousaです。

今回のテーマは「親の過干渉・過保護」についてになります。
子どもが親に求めていることと、親が子のためを思ってする行動とのギャップについて深堀していきたいと思います。
すべての親御さん、過保護や過干渉で悩んでいる人たちへの応援になればと思います。

私の体験談

Sousaの父は過保護気味です。
社会人になった私の仕事について、定期的に口出しをしてきます。
一人暮らしなので直接言われているわけではありませんが、
LIneで私の職種の批判記事や動画を送ってきたりします。

たまに食事に行っても同じです。
私の頑張りを聞いていうるように見えて最終的には、
今よりもこういうところに行ったほうがいいという話になります。

それでも私がどのような考えをもとに今の職に就いて、
これからどうしようと考えているかを一生懸命説きます。
そうすると最後はなんとなく納得したように帰っていくのです。

でも後日、Lineがきて、
「やはり腑に落ちません。こうするほうがいいとどうしても思います」
と来るのです。
ということは、帰ってからLineを送信するまでの間、私を批判するために考えていたということになりますよね。

そして、あの言葉が来るんですよ。
「余計なお世話だと思いますが、
自分と同じ道を歩んでほしくないのです。頑張ってください。」

と・・・・。

そもそもが理解できていない親

自分と同じ道を歩んでほしくない

この言葉、根本が間違っていることに気付けるでしょうか。
この言葉に背景を付け足すとするならば、

自分が進んだ道は幸せなものではなかった。
苦労もあったし、失敗もあった。
そんな道を君には歩んでほしくない。

といった感じになりますでしょうか。

こういう親にぜひ聞きたい。
あなたのお子さんが、何に喜びや幸せを感じるのかご存じですか?
仮に親と同じ道を歩んだとして、どうして幸せではないということがわかるのでしょうか。
親であるあなたがそうだったからですか?
あなたが思っているようなことに、子供は喜びや幸せを感じてはいないかもしれません。逆もあります。まずはそこに気付かなくてはいけません。

心配なのです。子供が幸せになるなら、私は嫌われてもいい。
次はこう切り出してきますかね。

自分の行動を正当化してくるのです。
子供が幸せになるのなら、どんなことでもする。
いや、何をしてもかまわないと思っているのです。

本当に幸せを願っている親も、
自分の欲求を満たすために子供を利用している親も、
それを理由にしておけば、間違ったことをしてしまったとしても、
子供の理解を得られると思っているのです。
子供側も、自分のためにやってくれたことに強く言えませんので、
気が弱い、優しい方は言い返すことができず、心に傷を負うのです。

子供が言い返さないことで、親は自分自身が子供を不幸にしていることに気付くこともなく、事態は悪化していくのです。
何なら自分はいい親だと思っているでしょう。

応援してください

この一言に尽きます。
親の過干渉・過保護に苦しんでいるお子さんが、
一度でもアドバイスを求めましたか?
求められていないのにあれこれ口を出したりしてはいけません。

親に言われなくたって、幸せになるために自分の頭で考えて行動します。
話を聞いてほしいときが来たらこちらから相談します。
それまでは見守っていてほしいのです。
失敗して落ち込んでいるときも、再び立ち上がるまで見守るべきなのです。

親が子供の失敗に先回りをしていると、立ち上がり方が学べません。
そうなると、親がいなくなったとたんに子供は自分では何もできない人に育ちます。
子供の幸せを願うのであれば、子供が一人でも幸せになるように育てなければなりません。

命にかかわるようなことが起きたりしない限りは、見守る、
あるいはほんの少し、サポートをしてあげるだけでいいのです。

そして、今親の過干渉・過保護で悩んでいる方々、
勇気を出して、自分の親に自分の気持ちをぶつけてみましょう。

実は私も、文章ではありますが思いをすべてぶつけました。
怒りが収まっていないので、まだ返信は読めていませんが、理解してくれていたらいいなと願っています。

また、自分はそういう親にならないように気をつけましょう。
親にされたことを、子供はよく繰り返すと聞きます。
時にはやってしまうと思います。
でも子供の気持ちを常に観察していたら気付けるはずなのです。

そうすれば、子供は幸せを目指し歩み始め、
それを見ている親もまた、幸せを感じているに違いありません。

今回は、自分の状況を題材に書きました。
何かの参考になればいいなと思います。
今回はこの辺で!ばい!









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