ミッションクリア!やればできる子健在。
午後から美容室へ。
今日はパパが飲み会だから、私たちも外食をしようとぴぃと約束していた。
放課後にぴぃのお友達が遊びに来る予定だったから、私は美容室が終わった後の夜までの時間を自分のフリータイムとして過ごす予定にした。
そして、ぴぃにミッションを置いて出ることにした。
お友達が帰る時間に合わせて、外でママと待ち合わせをしよう。
そのためには、
①ワンコをお留守番の体制に整える。(トイレを済ませるなど。)
②リビングのドアを閉める。
③家を出る前に電話連絡する。
④玄関に鍵をかける。
この4つをやってきてもらう必要がある。
たかがこの程度のことでも、ぴぃには難しい。
①ワンコのうんちをぴぃは嫌がって片付けたことがない。
→不潔恐怖のミッケを発動しやすい懸念はあるけど、ワンコ大好きで面倒見のいいお友達がなんとかしてくれると期待していた。
②閉めてとその場で言われないと閉めたことがない。
→最悪閉まってなくてもワンコにいたずらされる範囲が広くなるだけでそこまで大ごとではない。
③不安だから必ずかけてくるはず。
→これについてはなんの心配もしていない。
④ミッケがあるため鍵の閉め忘れが不安で何度も確認してしまう。
→これが一番心配。
4年生まではできていたことだけど、ミッケのせいでスムーズにできなくなり、以来、あえてさせることもなかった。
つまり、1人の留守番はできるようになったけど、誰もいない状態にして家を出るということを、ぴぃは2年近くしたことがなかった。
不安要素はいくつかあるが、お友達がいると謎のパワーを発揮するので、その効果でなんとかなると思った。
遅めに起きてきたぴぃに提案してみると、あっさりOKの返事が。
でも、時間がたつごとに、できるかな?と不安そうなぴぃ。
とりあえず、私が心配したり、不安がったりしているとぴぃにもよくないので、通常通り過ごし、「あとでね〜言ってきまーす」と言って家を出た。
ぴぃも珍しく玄関で「行ってらっしゃーい」と言って見送ってくれた。
美容室が終わって、久しぶりのショッピングを楽しんでいるとぴぃから連絡がきた。
「これから出るよ。」
先に待ち合わせ場所について待っていると、しばらく経ってまたかかってきた。
「ごめん、遅くなる。」
何かと戦っているのか、結構な時間待った。
でもぴぃは待ち合わせ場所にしっかり現れた。
時間がかかった理由は聞かない。
きっと後で話してくれる。
「がんばってよく来たね。」と言うと、ぴぃは嬉しそうにお友達との話を聞かせてくれた。
そして、外食を済ませ帰宅すると、しっかり鍵はしまっていて、リビングのドアもしまっていて、ワンコのうんちは余裕で片付けられたと教えてくれた。
そして、「実は、出る前のトイレで時間かかっちゃったんだよね。」と恥ずかしそうに話してくれた。
そうかそうか、頑張ってミッションクリアしてたんだね。
よくできました。お疲れ様。