幼なじみ家族と我が家の距離は、秘密事が招いたのか?
同じマンションに住む私の幼なじみの家族。
ぴぃはその家族の3つ上のお姉ちゃんが大好き。
2人が保育園児の頃は、しょっちゅう一緒に夕飯を食べたり、お互いの家を行き来したり、年に何回か日帰りで遠出することもあった。
そして、ぴぃはそのお姉ちゃんが小学校を卒業するまでの3年間、毎日一緒に登校した。
そのお姉ちゃんの卒業と同時に、ぴぃは体調を崩し、不登校が始まった。
ぴぃの病気とそのことは関係ないが、ぴぃの中でそのお姉ちゃんの存在が精神的支柱になっていたのは間違いないと思う。
私が幼なじみに口止めしたことで、そのお姉ちゃんはまだ、ぴぃの病気と不登校を知らない。
お姉ちゃんは中学に入ると、習い事と勉強で忙しくなり、間もなくコロナが始まったことで、幼なじみ家族との交流はぱったり無くなっていた。
ぴぃのことがあって、こんなに近くにいるのに、気持ちをわかってもらえないもどかしさから、私自信が幼なじみを遠ざけてしまったことも一つの理由。
もしかしたら、家族同様の距離感だったのに、大事なことを口止めしてしまったことでできた距離かもしれない。
ただただ、ぴぃはその間も、お姉ちゃんに会いたがったし、遊びたがった。
昨日、久しぶりにお姉ちゃんから連絡があり、我が家で遊びたいと言ってくれた。
午前中のぴぃは体調が良くなく、ずっと寝たまま過ごしていたが、お姉ちゃんがくるとなって、急に飛び起き、お部屋の片付けをする。
そして、お姉ちゃんが来てからは、ずっと元気で笑顔で、とにかくここ最近で一番嬉しそうだった。
夜は久しぶりに家族みんなで夕飯を食べる。
その間も、ちょっとしたことがおもしろくて、ぴぃはずっとずっと笑っていた。
ぴぃとお姉ちゃんが今ハマっているアニメが一緒と聞いて、ぴぃはますます大喜び。
おしゃべりしたり、ゲーム観戦で盛り上がったり、本当に久しぶりの楽しい時間だった。
久しぶりに大笑いして、話しすぎたせいか、お開きの頃にはみんな喉が痛いと言っていた。
楽しすぎて、笑い疲れて、昨日は寝てしまった。
お姉ちゃんの受験が終わったら、ぴぃの現状、ちゃんとお話しよう。
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