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【まとめ】お店を開きたいと思うまでの経歴

遠回りながら、自分のパン屋さんを開きたいと思うまでの経歴をざっくりまとめて書いてみます。


大学生の時、「職人になりたいな」と思いながら就職活動する。

卒業旅行で感銘を受けたミートパイで、「職人」枠から「パン職人」を目指すことを決める。

社会人として知見を持つ。と、菓子メーカーに入社して原料調達部で働いて黒糖や糖類など食品流通の知識を学ぶ。

パン職人になりたい夢を目指して、脱サラしてオーストラリアへ。

夢と現実。パンの仕事は見つからず、ミートパイに繋がる仕事、肉工場へ。

肉工場での仕事は「屠●職人」。VISAのために任期まで働く。

満を持した気持ちでシドニーへ向かうも仕事は見つからず無職。

帰国を決意した時、ゴールドコーストのサワードウブレッド専門店で働く縁を掴む。

ゴールドコーストのカフェベーカリーへ移ってサワードウブレッドとパイも学ぶ。

VISA満了と共に帰国。友人家業のワイン屋さんで働く。

ワインとパンの店構想案が無くなり、サワードウブレッドが焼ける環境を探す。

伝え方を学びながら、パンを焼いても生活できる収入を確保するために食品広告会社に転職。サワードウブレッドを週末焼く。

サワードウブレッドを100個、人へ届けることができたタイミングで、もう一度自分の人生を見つめ直す。

日本のパン業界を知らない不安を解消するため、日本のパン屋さんに就職。↓
サワードウブレッドへの想いを再認識して、日本のパン屋さんを辞める

今に至る


食の業界から離れず徐々にパン屋さんに近づいていけました。
食の経歴書みたいになりましたw

こんな遠回り、寄り道のような、社会人になってから、やっとやりたいことがフワっとだけど明確になってきたような普通の自分。

家業でもないので、中学卒業とともにパン職人になるわけでもなく、高校卒業して専門学校へ通うわけでもなく、一般的な大学に入学して、一般企業へ入社したありきたりな自分。

そこからフワッとやりたいことが見えてきて社会人の途中から動けたスロースターターです。

普通と思ってしまうほど、無難な道を選んできた自分の普通を強みに頑張っていこうと思ってます。
いろんな友達と出会って、いろんな仕事をされている方と出会えてきたのも自分ならではと思っています。

パンの技術に直結はしないけど、生きる上の大切な技術はたくさんついたかなと思えています。

パン職人さん達に、
「パン屋をなめるな。」
と言われちゃうかもしれません。

圧倒的なキャリアも技術も足りないのは自覚をしてます。
けど、お店を開くことを志してしまった。心が整った自分を信じて頑張ろうと思います。

いろんな時間を過ごしてきたことを強みに、パン屋さんとして生きていければなと思っています。

キャリア転換してもやりたいことはやれる。
社会人からでもやりたいことを始めても遅くない。
今までのやり方でなくても、人それぞれの時間を過ごしてきたからこそ、その人らしい店で商いしていける。

自分の行動で誰かの勇気を与えられればなとも思っています。
何度もいろんな記事で書いてしまっておりますが、今まで自分と関わっていただいた人への恩返しになると思ってこれから頑張っていきます。

それでは、ひとまず、ハローワークへ行ったり、生きるための役所手続きを始めます。

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