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葉っぱの刻印のお話

葉っぱのロゴは私自身が世界一周の旅で訪れた
インドのブッタガヤ の寺院にある
釈迦がその木の下で悟りを得たとされる
インド菩提樹の葉をモチーフにしています。

菩提樹にも様々な種類がありますが
釈迦が悟りを得た時にいたとされる
その場所の菩提樹は厳重に柵に囲まれて、
その他の菩提樹と明確に区別されています。

毎日、世界中の様々な人種の人々が
その木の周りで瞑想やヨガ、祈りを
捧げていて寺院内は異世界のような
とても神聖な雰囲気でした。

案内を頼んでいた
現地の友人に教えてもらったのですが、

「大菩提樹の周りには
同じ種の菩提樹が生きている。

寺院の外で大菩提樹の葉を
高く売っている売り子がたくさんいるが、

それは大菩提樹の葉ではなく、
ただの菩提樹の葉なので
騙されて買わないように。」

と。

大菩提樹の葉は柵の外に落ちると
すぐに拾われてしまうので
中々手に入らないらしいです。

もちろん木は何人たりとも近づけないよう、
厳重に柵で囲まれているので
直接葉っぱを木から採ることは許されません。

そこで目の前に落ちていた
菩提樹の葉っぱを拾って、
例えば
何が大菩提樹と普通の菩提樹の違い
なのかと彼に聞いてみました。

すると、私が手に持っているのは
大菩提樹の葉だと言われました。

彼が言うには、
大菩提樹と菩提樹の葉の違いの
簡単な見分け方は
「質、厚み」らしいです。

見ただけでは素人の私には
見分けがつきませんでしたが、
拾った大菩提樹の葉と
他に落ちている別の菩提樹の葉を触り
比べてみると明らかに大菩提樹の葉の方が
厚みがあってしっかりしていることがわかりました。

その木の周りでたくさんの人が
毎日祈りや瞑想をしているおかげなのでしょうか。
不思議な感覚になりました。

菩提樹の葉をそんな風に手に入れられるのは
かなりラッキーな事らしいです。

このようなことがあり、
大菩提樹の葉は私にとって
「縁起が良い」、「幸運」という意味があります。

その葉っぱの形を作品に刻印することで、
私の作品を手にとってくれた方にも
良いことが起こりますようにという思いを込めています。

インド菩提樹の葉のキーワード
覚醒、幸運、幸せ、悟り、気づき、知れる人、目覚める、釈迦、縁起、空、中観

その時拾った大菩提樹の葉



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