イスラエルの世界遺産『ユダヤ低地にあるマレシャとベト・グヴリンの洞窟群 :洞窟の大地の小宇宙』
ネゲヴ砂漠の世界遺産遺跡を後にして、車を北に向けます。まだまだ朝も早い時間帯です。イスラエル国内を横断する旅になりますが、途中エルサレムに近いベト・グヴリン国立公園に立ち寄ります。
国立公園内には、ユダ王国のマレシャという都市、そして古代ローマのベト・グヴリンという都市が残されています。
広大な敷地の遺跡内は、車で入場し、そのまま車で一方通行の道を進んで、ポイントを見学するというスタイルです。
見どころは、シドン人の墓という洞窟墓群と、鐘形洞窟群(Bell Caves)です。
ずっと砂漠地帯をうろうろしていたので、遺跡周辺の緑が目に沁みました。北へと向かっていることが実感できる光景です。
ここでガソリンを入れなおし、ヨルダン川西岸地区をよけるように作られた高速道路で、一路イスラエルの北部へと高速道路をひた走ります。