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無料相談を断って巣篭り生活

緊急事態期間中ということもあるんですが、昨年から仕事場での無料相談を断って、静かにテレワークで予約・契約案件の仕事をしています。

現在(2021年5月下旬)、知人の店も休業中であり、提携先の建築士も担当現場の準備と対応に追われ、しばらく会って打合せをする機会もないです。

今年は仕事場の衣類や雑貨などを入れていた収納ケースやプラスティック製の物入れ(持ち運びできる)の大半を提携先の倉庫で再利用してもらうために処分しました。仕事場がすっきり片付いたと思ったら、緊急事態の継続。

また、私の巣篭り生活が始まりました。難しい案件をいくつか抱えているので、新規の相談は契約を前提とする件だけ残し、あとは全部断りました。

元契約者は無料相談を門前払い

私の元契約者・知人には和楽器や能楽・能面の専門家が多く、彼らは「無料相談の要望者は真剣さが足りないので、他の生徒さん、お弟子さんに迷惑」ということで断るそうです。

取引先の建築士は最初から無料相談は門前払いしてます。理由は民間業者なのでボランティアはしない(笑)、と言います。私も民間業者なので、無料相談ばかりでは生活は出来ません。

ですが、情報収集のために数年前までは仕事場で初回限定の無料相談をお受けしていました。それがきっかけで契約になった件もありますが、昨年から無料相談にこだわる男性が増えたので、今年は全部断りました。私も元契約者・知人のアドバイスに従って選別するようになりました。

私の心を動かす案件しか眼中にない

私も高齢者の一歩手前なので、ある程度の実績作りは完了しており、無理に無料相談で情報収集する必要性もなくなりました。

誠実で真剣な依頼しか心を動かされる事はないので、必然的に相談者の人間性・品性などを重視することになります。その結果、なぜか女性の依頼者が増えています。理由は分かりません。

男性の依頼者は職人さんが増えました。私は職人と相性がよく、私と同じように自営業が多いので、お互いの苦労を理解できるという共通点があるのかもしれない。それとDIY需要の高まりですね。職人は自分である程度の作業ができますから。

私は金持ちの男性と相性が悪く(笑)、費用を出すから相談を受けてくれと言われると断ることが多いです。有料相談でさえ、私の心情の問題で断ることがあります。そのときは、暇なときでも「難しい案件で忙しいので、他の専門家を探してください。」と言います。そうすると大半の人が専門家を紹介してくださいと言います。私は知らん、と答える。

一方、私と同じくお金のない職人さんとは意見が合うので、高確率で契約になります。金額の大小で受注するわけではないので、私は貧乏なのだと思います(笑)。

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