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vol7,たかが数字、されど数字


たかが数字、されど数字:エンゲージメント調査の結果をどう読み解く?

「エンゲージメント調査をやったけど、このスコアって結局どうなの?」「結果は出たけど、どう活かせばいいのか分からない…」
そんな悩み、ありませんか?

エンゲージメント調査の結果って、ただの数字に見えるかもしれません。でも実は、その数字をどう捉えるかで企業の未来が大きく変わるんです。
今日は「たかが数字、されど数字」という視点から、調査結果の評価と活用方法をお伝えします!


1. 数字に振り回されず、背景を見てみよう

まず大事なこと。それは、数字そのものに右往左往しないこと!
たとえば「エンゲージメントスコアが65」と聞いて、「これってヤバいの?」と慌てる前に、ちょっと考えてみてください。

大事なのは、スコアそのものではなく「どうしてその数字になったのか」。これを見ることです。

  • 過去の自分たちと比べてみる
    去年より上がってる?下がってる?トレンドを見ると、改善のヒントがつかめます。

  • 部署ごとの違いをチェック
    同じ会社でも、部署ごとにスコアが全然違うこともあります。「どこが問題?」を見つけるのがポイント!


2. 数字の裏にある「声」を拾おう

これが一番大事な事だと思っています。数字はあくまで単なる結果です。
でもその背後には、従業員のリアルな声が詰まっています。
たとえば、調査結果の自由記述欄やコメント欄、しっかりと読み込んでいますでしょうか?

  • 「これ、いいな!」って思われてることは?

  • 「ここが不満だよ!」って声は?

  • 「特定の部署だけスコアが低いのはなぜ?」

良い数字や平均化された数字にも、こうした「数字の裏側」が潜んでいる場合があります。ここを見つけると職場の本当の課題が見えてきます。
また、実は声なき声をどのように拾うか?がもっと調査を始めた初期におけるポイントでもありますが、ここでは省略させてください


3. スコアを「次のアクション」に繋げるコツ

調査結果が出たら、その数字を活かして行動するのが本番です!以下の3ステップで考えるとスムーズです。

① 悪いところを見つける

まずは低いスコアの項目をチェック。「なぜ?」を突き詰めるのが大事。たとえば「リーダーシップの項目が低い…」なら、「特定の管理職に問題が集中してる?」と掘り下げていきます。どこまで掘り下げることが出来るか?が焦点になってもきます。

② 良いところを伸ばす

スコアが高い部分も見逃さないでほしいです!「ここがうまくいってる理由って何?」を考えて、組織や部門の強みにしていきましょう。そしてそれは他の部署にも応用することが可能かを検討してみましょう。

③ 改善プランを作る

課題が明確になったら、あとは行動あるのみ!
たとえば「コミュニケーションが課題なら、週1の雑談タイムを設ける」とか、「フィードバックが不足してるなら、上司が部下と話す機会を増やす」とか、具体的に進めます。
この具体的な打ち手を作るにもコツは存在します。
「悪いところ→改善すればよい」はモノに対する改善策です。相手は人の集まりです。どの点から動かしていくか、何から始めるか?この辺りも人を動かしていく妙でもありますよね


4. 数字を「会話のきっかけ」に使おう

エンゲージメント調査の数字はゴールじゃありません。数字をきっかけに、従業員と対話を始めるツールだと思いましょう。
「この結果についてどう思う?」って従業員のみなさんに意見を聞き続けることで、本気の言葉や新しいアイデアが出てくるかもしれません。


まとめ:数字が未来を変える!

「たかが数字、されど数字」。エンゲージメント調査の結果をどう見るかで、あなたの組織はもっと良くなる可能性を秘めています。
数字に隠れた「声」や「ストーリー」を見つけて、次のアクションにつなげていきましょう。

調査結果を「ただの数字」で終わらせるのか、それとも「未来を変える材料」にするのかは、担当のあなた次第!さあ、次の一歩を踏み出しましょう!

それでもやっぱり不安だ、心配だ、上手くいくはずがない!などとお悩みの方は小職にご相談いただくか、下記のサイトへご相談をお願いします


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