政治的問題を軽々しく扱ってみるwithミュージック
~冒頭~
世の中の課題について真面目に考える方は沢山います。
でもね、でもね。。
アイアム楽観主義者です。
そんな僕の切り口を聞いてください。
~ジェンダー問題から学ぶ様々なダイバーシティ~
オリンピック組織委員会の会長の森さんの発言が
問題になっているそうですね。
みんなかどうかわからないけどテレビを付けるとみんな怒っていますね。
今このトピックスが出てきて女性差別に対してピックアップされているとともに、LGBTや色々なボーダレス化の話題に発展することを祈っていますが、
関心事って急にみんな寄ってたかってその後は停滞するのが残念。
ジェンダーに敏感でも
人種や国籍に対しては鈍感な人も沢山いるし、
障害や疾患に関しても鈍感な人も沢山いる。
いや、知らないか、気づいていないか。
森さんのことをバカにする人は沢山いると思いますが、
意外と自分も同じことをしているんじゃないか??
2004年ロンドンにいてSohoとかもそうだけど、色々なジェンダーの人達と出会いました。
むかーしむかし、バイセクシャルの人にキスをされたことがあるんですよ。
バイセクシャルの人が男性とか女性を好きになることは否定しません。結構そういう場にいて慣れました。でも、その人が私にキスをしてきた時には「やだやだ!!」ってなりました。それはその人との関係性もありますが、その人がバイセクシャルというバイアスがあって僕の恋愛対象ではなかったのも事実です。(結構、可愛かったのになー。。。、)
大事なことは「認めること」
ではないと思っています。
まずは「知ること」
だと思っています。
マイノリティは理解されることよりも認知されることが大事だと言うことです。
「スゴイネ!」「頑張って!」とかじゃなくて、
そこにその人がいても「だから何?」という空気になるまでの全員の情報量。
人間は色々な経験や情報が蓄積されて学ぶんだと思います。
そんなことを自問自答をするんですよ。
最近、オンラインで色々な立場と話す機会が増えました。
車椅子の方と話をしてへぇーと思う事。
ミュージシャンと話してへぇーと思う事。
そんな経験を多くします。
~ラフに扱う事はディスることではない~
音楽にはマッシュアップっていうなかなかイカレタ技法がありまして、
2つの曲を合成して1つの曲にリミックスをするんです。
例えば、アウトキャストとクイーンが混ざるとこんな感じ。
まーこういう遊び方があるんですよ。
で、大体権利関係侵害しまくってるのが多いのでwwアンダーグラウンドな世界観なんですが、
2019年に一つ有名になったマッシュアップがありました。
それがこちら↓
簡単に説明します。
FatBoySlimという僕の若い頃から好きなアーティストがおりまして、その代表曲の一つに「Right Here, Right Now」という昔の曲があるんです。
そんでDavid Scottという南アフリカのクリエイターが作ったのが、
このグレタさんがサミットで行った環境問題へのこれまでの責任と今すぐ変わるべき(right here,right now)のスピーチと、
FatBoySlimの「Right Here, Right Now」のマッシュアップ。
David Scottさんの作ったこのマッシュアップをFatBoySlimがRTしたことで広がりました。
"Right Here, Right Now"(いますぐ!!って意味です。)
この歌詞とスピーチがマッチングしたんです。
実際にライブでもプレイされたりしていて、面白いなぁーと思うんですよ。
社会問題とか社会課題ってどうしても"腫れもの"的な感覚が強くて、あまり触れない方が良いんじゃないかって感覚が強いと思うんです。
何か問題が起きた時に個人に攻撃を向ける割にはその問題解決に向けての話しは結構盛り上がらない。
なんか生産性がないなぁーって。。
グレタさんの思想がどうこうとか、
FatBoySlimの思想がどうこうではなく、
腫れ物にせず、表舞台に立たせることが
社会的な課題に多くの人に関心を持ち、
良いだの悪いだの色々とディスカッションの中で
みんなの頭の中が醸成されていくのだと思います。
ついでですが、アーティストが主義主張をするのは大嫌いでございます。
クリエイターにはスマートな発信の仕方をとても求めています。
今回は女性差別の問題。
LGBT
人種
国籍
アレルギー
障害者
んー、あとは、、
例えば、、
出生前診断とか、安楽死とかの尊厳の問題とか、世界資産の偏重とか何でもいいんですけど、
まー、こういうのって現在抱えている社会的課題って沢山あるけど、
真面目にばかり取り上げずに、
もっとポップにやって欲しいです。
問題をタブー化する。
臭い物に蓋をする。
↑これ嫌いです。
歴史的にも村八分の文化は必ずあるんですよ。
僕も病人になってヘルプマークつけるようになって
つくづく思います。
ヘルプマークをバックにつける時には出来る限りアクセサリー感
アピールしてつけてます。フェーズが変われば普通につけるんですけどね。。
でも今は敢えてって思ってやっています。
医療における患者の精神ケアなんかの話しを聞いても思う事なのですが、
奉仕精神よりも、情報を獲得しやすい環境を醸成すること。
その上で、患者が選択をする自由を望みます。
終末期患者の全てが幸せである必要なんか無いと思っています。
人生とは自分自身の選択の積み重ねだと思っています。
↑よくわかんないか。。まーいいや。
~終わりに~
「海外で批判されてます!!」って言うんですが、
まーそれは一つの情報なんですが、
ちょっとその言い方に弱いって言うかなんて言うか。。
んじゃ、アメリカナイズされたいの?
ヨーロッパっぽく??中国っぽく????
そうじゃなくて、他国の状況も学ばせてもらう上で
自分たちの正しいを作るという作業が必要だと思っています。
だから何?ですね。そうそうだから何なんです。
「もっとポップにいこうぜ!でも、根は真面目なんです。てへぺろ(・ω<)」
それだけです。
私は日本の音楽が好きなんです。
海外のトレンドをバンバン取り入れた上で
自分達なりに咀嚼して、自分達なりの音楽を創作している人が多いんです。
かっこいいねぇー。
ちなみにマッシュアップではないんですが、大分クレイジーなサンプリングを最後にご紹介。
学生時代にこういうクレイジーなものを聴くと僕みたいな破滅人間が出来上がります。
if you wanna be a crazy,マリファナ吸うより吉幾三の方がカッコいいんだせ!
それではさようなら。。