【 実体験 】 WEBデザイナー・コーダーの"それ以外"の業務 FirE♯618
WEBコーダー・デザイナーとして企業での仕事を始めて約2週間が経過しました。
うちの会社は、事業部がいくつかあり、その中のWEB事業部に所属しています。
WEB事業部はできてからまだ数年の部署で、現在の人数は私を入れて4名です。
主にマーケティングや、営業を行う上司が1人。
主にデザイン・ディレクション・プレゼンなどを行う先輩が1人。
主にコーディング・プログラミングを行う先輩が1人。
そして私です。
私は、コーディングの担当としての入社でしたが、業務内容はディレクターを兼ねています。
また、営業経験を買っていただいたので、売上を作れるクリエイターを目指すこととなりました。
「コミュ力のある理系が最強」がテーマです。
■ デザイン・コーディング以外の仕事
これからWEBデザイナーや、コーダーといった職種に就くことを目指して努力されている方に向けてお伝えしたいのは、
デザイン・コーディングは、業務の一部であるということです。
WEBサイトを作る時の、第一工程は、デザインではありません。
クライアントへのヒアリングの前の、WEBサイトのリサーチが必要になります。
同地域の同業種の調査、県外の同業種の調査です。
それはデザイン・コンテンツ・画像点数・ページ数といったWEBサイト制作に必要な情報をひろうことが目的ではありません。
例えば、イタリアンの店のリサーチなら、この店は自家菜園の野菜を使用している、コースメニュはこのくらいの単価設定なのかなどの、業界の情報や、店の特徴、こだわりなどもリサーチします。
それらの情報は、ヒアリングの際に役に立ってきます。
業界のリテラシーが低ければ、クライアントの要望の真意を見ることは難しいでしょう。
クライアントの店のランチコースが1000円だった場合、リサーチ情報として近隣店舗が3000円であったことを知っていれば、1000円のランチコースは、アピールできるポイントとしてコンテンツに取り入れる提案も可能になります。
■ WEBサイトのは広告の一部
デザイン・コーディングの仕事は、目的達成のための手段となります。
もっと言えば、クライアントへのヒアリングの結果、その目的の達成の手法は、WEBサイトである必要がないかもしれないのです。
WEBサイトは広告の一部です。
近所の人の来店数を増やしたいのであれば、看板やDMの方が手っ取り早い可能性もあります。
それくらいに、クライアントの目的によって何を作るのかが変わるということです。
デザインをするにも、目的達成のためのデザインになっているのかがポイントになってきます。
さらにクライアントの理想が入ってきます。
その理想は、目的達成に直結してないこともあります。
デザイナーは目的達成のためのデザインをロジカルに説明できる必要があります。そしてその整合制が取れていれば、クライアントは納得してくれるでしょう。
クリエイティブな仕事というと、PCに向かってガリガリ作業するイメージがあります。スキルが必要な世界であることは確かですが、それ以上に、コミュ力や、国語・日本語の力が必要になります。
■ 整理する力
資料を作成、要件定義書の作成、サイトマップの作成などの業務では、情報を整理する力が必要になります。
視認性が高く、誰が見てもわかりやすい構成、文章になっていることが必要です。
これは、まさにそのまま、WEBサイトのレイアウト、ライティングにおいても同様ですね。
見やすく、わかりやすいから、ユーザーの欲しい情報にスムーズに到達でき、WEBサイトの価値が高まるのです。
【 まとめ 】
WEBデザイナー・コーダーの色々なお仕事について書きました。
これから、さらにデザイン・コーディング以外の仕事がたくさん出てくるでしょう。
また更新していきたいと思います。
コミュ力のあるデザイナー・コーダーを目指しましょう!
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