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【 私の宇宙論 】 「風船ガム宇宙論」 FirE♯639

宇宙の始まりが138億光年まえのビックバンだという説は、現在もっとも有力な説です。
疑問点は、ビックバンの前が "無" だということです。

無とは物理学でいう真空の状態と言われます。

この無の中に"ゆらぎ"があり、その揺らぎから膨張が爆発的に広がるというイメージです。

無の中に"ゆらぎ"があるなら、それ無じゃなくない?

そう思ってしまうのです。

ここで私の考えた宇宙の始まりの説が生まれました!


■ 風船ガム宇宙論

私の説を発表しましょう。

風船ガム宇宙論です。

まず、ホワイトホールとは、ブラックホールの逆の性質を持つ天体です。

ブラックホールはその巨大な重力で、光すらも吸い込まれてしまう天体ですが、
ホワイトホールは、光や、エネルギーを放ちつづける天体です。

このブラックホールと、ホワイトホールをつなぐワームホールが存在しているのではないかという説もあります。

ホワイトホール、ワームホールは観測で証明されていないため、本当にあるかは分かりません。

ただ、一般相対性理論の方程式上、ブラックホールに取り込まれたエネルギー、情報は、消失せずになんらかの形で存在していないと計算が合わなくなります。
こういった計算上、ホワイトホール、ワームホールは存在するとされています。

量子力学の考え方をでは、ブラックホールのエネルギーの保存、情報の保存は別の解釈があります。情報はブラックホールの表面に二次元的に保存されている言われます。

相対性理論と、量子力学の考えを統合したのが、
私の考えた風船ガム宇宙論です。

では、ホワイトホールが宇宙の始まりとはどういうことか説明します。

このような考えは昔からあるのですが、それとは少し違う量子論の視点を取り入れています。

■ どこかの宇宙の裏側

宇宙は、私たちが存在する宇宙一つではないと考えます。

どこか別の宇宙で生まれた、巨大な質量のブラックホール誕生し、その重力で天体や、光、その他のエネルギー吸い込み続けます。

吸い込まれたモノの情報は、ブラックホールに保存されます。
ブラックホールはさらに宇宙のエネルギーを吸収していき、最終的には、全宇宙を飲み込みます。

その状態は、全宇宙の情報が一点に集中した状態です。

この巨大すぎる質量のイメージは、米粒の中に、太陽が入っている状態といった感じでしょうか。意味がわかりませんが、それくらいの密度であるということです。

この莫大なエネルギーに、ブラックホール自身が押しつぶされ、ワームホールが形成され、ホワイトホールが生まれ、エネルギーが放出される。

その放出は爆発的で、一気に広がります。

やがて、また巨大な質量のブラックホールが形成され宇宙が一点に収縮するまで、膨らみ続ける。

というイメージです。

つまり、私たちの存在する宇宙の原料は、別の宇宙から運ばれてきたモノ(情報)です。


■ 一点に集中し裏返るイメージ

大質量のブラックホールに全てが吸い込まれ、別の空間から放出されることをイメージしやすく説明します。

風船ガムをイメージしてください。

風船ガムを膨らませようとするとき、口の中でガムを薄く、平たくします。
 息を吐く(吹く)と、ガムは口の外側に膨らみます。
② 息を吸うと、ガムは口の内側に膨らみます。

ブラックホールに吸い込まれている状態は、一旦膨らませた風船ガムの中の空気を、再度吸い込んでいる状態です。
そして、全ての空気を吸い込み、ガムの膨らみが一点に戻り、再度平面に形成されて、吸い込むと逆方向(内側)に膨らみます。
この状態が、ホワイトホールからの放出の状態です。

別宇宙が一点に集中し、裏返って広がるイメージです。


■ 別宇宙が一点に集中し、裏返って広がる

この考え方でいくと、パラレルワールドも説明ができるでのはないか?

ブラックホールを中心に、吸い込まれている宇宙と、噴射される宇宙は、
風船ガムのように、外側(空気に触れる面)と、内側(息が入っている面)があります。
膨らんだ状態から、吸い込まれていき、口内に引き込まれると、
外側(空気に触れる面)が内側になり、内側(息が入っている面)が外側になります。

唇びるを境に、面が反転します。

この唇の点がブラックホールの特異点となります。

情報が裏返るということは、まさに全てが逆のパラレルワールドの説明になります。

特異点で情報が整理されずに、ブラックホールで保存された情報が、そのまま、裏返りホワイトホールから同時に放出されているとすると、パラレルワールドの存在が肯定できます。

そして、別宇宙の大質量ブラックホールは、こちらの宇宙にホワイトホールとして情報が反転します。


■ ホログラフィック宇宙論

ホログラフィック宇宙論とは、この世界・宇宙は、二次元に保存された情報が投影されているという理論です。

私の考えた説では、このホログラフィック宇宙論も肯定できます。

風船ガムの表面は二次元的な平面です。
ここ宇宙の情報が保存されています。その情報は、観測者の位置によって反転します。
二次元には外側と内側があるためです。

現在の宇宙は、別宇宙から放出され、膨らんだ風船の表面(内側)の二次元の情報の投影です。

いつの日か、この放出が終わり、新たな大質量ブラックホールが投影されます。そうするとまた、そこから風船は収縮し、別宇宙でホワイトホールが出現し、今度は、現宇宙の情報が反転して放出され新たな宇宙が膨らんでいきます。


【 まとめ 】

私の持論を書きました。

量子論と、相対性理論、ホログラフィック宇宙論、パラレルワールドなどを肯定できるのではないかと思います!

考えるのは楽しいものであります。

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