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普通のサラリーマン投資家が、FIREするまでの全記録 第47夜  【2867億】


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本日は、自分的最高含み益率を更新しました。VTIは9%近くのプラスです。

そんなか、日本のJALの3月期の純損益が2867億の赤字となったとのこと。再上場以来、初ですって!

【JAL】 再建の裏側 稲盛和夫 氏

さぁ、そのJALの再上場を果たしたのは、京セラの創業者 稲盛氏の経営に

よるものです。

稲盛氏といえは、京セラの創業者で、現在のauの創業者で、JAL再建を果た

した、誰もが知る経営者です。

JAL再建は、リストラから始まったのですが、世間で言われているリストラ

と少し違いがあります。

どのようのな人物を切ったかというと、名前だけがあって、出勤もしない

役員たちです。

もともと、働きもしない人に高額な給与が支払われていたらしく、そのあた

りの、腐った組織図の解体から着手していきました。

【現場】 とにかく回る

稲盛氏は、空港で受付、フライトアテンダント、パイロットなど、全ての

現場を、見てまわり、当時疲弊していた従業員を励ましました。

そして、飛行機の各便をアメーバ管理し、独立採算の考えを導入し、各便で

しっかりと黒字が出るように、便を調整します。

それは、簡単なことで、100名しか乗らない便は、その規模の飛行機にする

という当たり前のことです。

そのような費用対効果という、観点も、当時のJALでは、無視された経営が

なされていました。

それは、「潰れない」という、従業員の意識が産んだものです。

【フィロソフィー】

そのような経営哲学が、京セラで生まれた、「フィロソフィー」です。

これは、もう何周も読んでいるので、全項目、タイトルを見れば、内容が

話せます。

このフィロソフィーは、賛否両論あります。

しかし、稲盛氏の、現在のauの発展、JALの再建に置いて、このフィロソフ

ィーに基づく経営を行い、成功したのは事実です。

なので、ひとまずは、正しいものといえると思います。

【謙虚にして驕らず】

稲盛氏の話の中で「謙虚にして驕らず」という言葉がよく登場します。

私は、これは非常に大切だと思っています。

京セラ・KDDI(au) ・JAL と次々と、全く違う分野で、同じ「経営哲学」を

以って大成をした。普通なら、「俺の実力をみたか!」となりませんか?

私なら、そうなっちゃいますね。

しかしながら、講話を聞いていても、「私の力ではない」と一貫して

話しておられます。

別に僕は、稲盛信者でもないのですが、そのような、謙虚な姿勢を貫ける

ことに対して、尊敬してしまいます。

この「謙虚」さこそ、成功の必要条件になっていると思うのです。これがな

いと、自分自身の考えの範囲以上のことができないと思うのです。

それは、つまり、他人の話に耳を傾けられない人間になってしまうというこ

と。

「謙虚」さがあるから、他人のアドバイスも、アドバイスとして耳に入る。

「傲慢」さが、強ければ、アドバイスは、批判にしか聞こえないでしょう。

やがて、そのような人物に、アドバイスする人もいなくなります。


投資に置いても、「謙虚」さが、長期的な利益を産みます。一時的に良い

結果が出て、それがこの先も続くと思ってしまうのが、人間です。

そんな時に、「謙虚」さがあれば、「いつまでも続かない」と思えるわけ

です。

利益を、しっかり、再投資に回せたり、冷静に市況を見て、判断もできるで

しょう。

盛者必衰」という言葉があるように、盛える者は、必ず、衰退する。

良いことも悪いことも永遠じゃないのです。

良いとは、悪いときに備え、

悪いときは、良いときのために準備する


木々のように、

太陽が光を多く受けられるときには、上へと枝葉を伸ばし

そうでないときには、地面の下で、人知れず、がっしりと根を張るのです





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