【 音楽論 】 Dexpistols ・ BOYS NOIZE ・ Schranz FirE♯571
知ってる人は知ってる良曲を紹介したい。
Dexpistols の Saturdays です。
さらにおすすめを二つ!
Dexpistols - Saturdays
説明は不要で聞けば分かるよ。
いかがでしたか?
エレクトロなピアノから始まり、イントロが終わると、動きのあるベースの音が、キックの間を縫うようにウネリ、VERBAL氏のラップパートが始まる。これで体が揺れない人はいないんじゃないかと思うほど。
■ 曲の骨組 キック & スネア & ベース
この曲は、よーく聞くと、1小節に2発入るスネアの音が、
1発目は、リバーブの効いた広がるような音色で、
2発目は、リバーブのない、乾いた音になっています。
2:55あたりから、ビートのみになるパートを聞くと違いがよくわかります。
これと反対に、ベースの音は、1発目のスネアの音が入るタイミングでは、
短く切れています。
ベースは短く切れて、その音の間をリバーブの効いたスネアの音が広がる。
この対照的な、音の配置で、双方の音が際立ちます。
さらに、サビパートでは、女性ボーカルが入ります。
これは、オールドスクールの名曲Saturdaysのサンプリングです。
元ネタはこちら
【 BOYS NOIZE 】
Dexpistolsの音がちょっと好きかもと思った人は、BOYS NOIZEを聴いてほしい。
こういう曲で、盛り上がれる海外の方々の耳が、日本人にはあまりないので日本ではなかなか受け入れられなく、日本人の耳の許容度の低さを感じるあまり。
同じアジアのBTSが世界中で受け入れられ、日本のアーティストが一部のコア層を除き、世界で受けれられにくい、その原因はここにあるのしょう。
【 Schranz 】=HardTechno
最後に、Schranzというジャンルの音楽を紹介します。
HardTechnoとも呼ばれるジャンルです。
BPMが155あたりと、高速で、ハイハットが常に裏打ちで入るため、さらに疾走感が増大しています。
私的には、この音楽が、究極に肉を削ぎ落とした骨組みの音楽だと思います。
キックとベースとハイハットといったリズム隊がもはやメインの音色であり、そのほかは空間に浮遊する音色として配置しているイメージです。
キックとハイハットと、ベースの配置の違いで、これだけの音楽の圧力を作り出すSchranzは面白い音楽です。
食わず嫌いせず、いろいろ聴いてみてほしいと思います。
【 まとめ 】
音楽の話でした。
音楽はポジティブな気分にしてくれるので、
今の私には必要なのでした。