【 STAND ALONE COMPLEX 】 投資家のFIREへの旅路 第338回
「 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 」
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この作品は、リアルなフィクションという感じです。
一定のフィクション設定を基にして、それがある前提で、ストーリーに矛盾がないように、作られています。
全体像としては、
未来警察的なストーリーです。
この面白さは、第1話を観ればおわかりいただけます。
そして、
今回は攻殻機動隊から、私の好きなセリフをピックアップします!!
第1話 公安9課
第1話から、少佐がかましくれます。
テロリストに対して放った言葉です。
世の中に不満があっても、その世の中を変えるのではなく、
自らを変えろというのです。
この考え方は、アーティスト世界の終わりの、天使と悪魔にも出てきます。
「何かを変えるってことは自分自身を変えることとほとんど同じなんだよ、
僕らが変わるってことは、世界を変えるということとほとんど同じなんだよ」
この考え方は、とても重要です。
世界が暗く見えるなら、
あなた自身がサングラスをかけていないか?
まずはそこを見直してみるのです。
自分がサングラスをとれば、
世界は明るく変化します。
世の中に不満があるなら、自分を見直し、変えられ所はないのか振り返ることです!
第12話 タチコマの家出 映画監督の夢
この会話が最高にいい!!
少佐の返しが最高です。
理論的で、「なるほど」としか言えない返しですよね。
「本当に観たい映画は1人でいく、それほど観たくない映画は観ない」
なるほど〜!
納得しかないセリフ!
相手に反論の余地なしです。
少佐の戦闘や、ハッキングのスタイルを現しているかのようです。
第15話 機械たちの時間
このセリフやばくないですか!!
神をデジタルで表現すると、ゼロであると。
タチコマとはAI搭載の戦車部隊です。
なので、思考し、喋ることができるのですが、
1体の経験は、他の機体に並列化され、どの機体も同じ性能となるような仕組みになっていたのですが、
ある時から、個体差が生まれてきます。
AIにも個性が生まれたいうことでした。
これは、"兵器" としては、問題になります。
しかし、このテーマで扱うのは、
人間と機械の境界線でした。
AIにも、個々の思考が広がることで個性という差異が生じる。
そうであれば、人間の個体差と何が違うのか?
人間には認めれれる個性は、機械には認めれないのか?
では、
個性のない人間とは、機械と同義なのか?
そのような哲学的な話となっていきます。
そして、
人間だけが、理解できる ”あやふやな存在” 神 を
AIが定義したのです。
それは、ゼロの概念に近いと。
何かの存在を否定するための記号がゼロですね。
ゼロの概念は、一時、宗教観からその存在を否定された時代もありました。
「リンゴが0個ある」状態は
「リンゴがない」状態です。
無いもの0個あるとは言わない訳で、
そういった考えの場合、ゼロの概念は不要なのです。
つまり、
神=0=無
となります。
神は、存在しないことを表す記号です。
そして、無とは、人間が想像できない世界です。
無と聞いて「黒」をイメージしますか?
黒という「色」すら無いのです。
無色な上に、何もない空間。
それは想像ができない世界です。
これはまさに、神と言えるかもしれません!!
【 まとめ 】
攻殻機動隊の一部のセリフをご紹介しました!
かっこいい!
そして深い!
そういった台詞回しが出てきます。
攻殻機動隊は、警察ものでありながら、
人間の魂(ゴースト)が
AIにも生まれるのか?
ゴーストの存在が、人間である証拠なのか?
そういった大きなテーマがあります。
ただのアニメでなく、未来の姿に近い世界を描いている作品だと思います!
ぜひ今のうちに!!