共働き夫婦の家計管理術:お財布一つで貯める&増やす秘訣
結婚当初から家計を一つにまとめて管理してきた我が家。資産を着実に増やすサイクルに入った今だからこそ振り返り、学びを共有したいと思います。この記事では、節約と運用をバランスよく行いながら夫婦で未来を描く家計管理のポイントをご紹介します!
家計管理のフェーズを理解する
家計管理は大きく分けて「貯めるフェーズ」と「運用に回すフェーズ」があると考えます。
種銭が少ないうちは、財産運用に回してもさほど効果がありません。新NISAで少額をコツコツ積み立てるのは、何もしないより意味がありますが…むしろ、この時期は無駄な支出を減らして「貯める」ことに注力すべきだと考えます。
貯めるフェーズの実践例
我が家では、結婚当初の5年間を「貯めるフェーズ」として節約生活を送っていました。収入が今より少なかったこともあり、家計管理を徹底していました。レシートを見ながら家計簿ソフトへ詳細を入力し、コツコツと貯金を積み上げる日々でした。
当時はディズニーが大好きで年間パスを持ち、週末ごとに通っていましたが、パーク内での食事は高いため、おにぎりを持参してショーの場所取り中に食べるなど工夫しました。この節約で浮いた分をグッズ代に回していたので、結果的にプラマイゼロでした(笑)。
基本的な方針として、夫の給料で生活費をまかない、私の給料は極力「全額貯金」に回す方法を取っていました。
お小遣い制の工夫
家計管理をスムーズに進めるため、お財布は1つにし、当初は夫婦それぞれの個人口座に同額のお小遣いを振り込んでいました。しかし、途中から私は自分のお小遣いをゼロにし、必要なものがあればその都度相談して家計費から使う方式に変更しました。
一方で、夫は「都度相談するのが面倒」とのことで、お小遣い制を継続。スマホ代や美容院代、日常の細かい買い物は家計費から支払うため、お小遣いは主に私服やアクセサリー、飲み会代に使っています。最近では小遣いを貯めて株式投資に挑戦しているようです。
別財布管理のメリットと注意点
若い夫婦(20代~30代前半)の相談を受ける中で、夫婦別財布のケースが多いと感じます。共働きが主流となり、価値観の多様化も背景にあるのでしょう。一番多いのは、お互い同額を共通口座に入れ、家計費をまかない、残りを各自で管理する方式です。
一見合理的に思えますが、老後資金の蓄えに注意が必要です。一方が貯金をしていなかった場合、老後に困る可能性があります。そのため、別財布管理をしている場合でも、最低でも年に1回(理想は月に1回)、お互いの資産状況を共有し確認し合うことをおすすめします。
家計管理で未来を一緒に描く
家計管理はチーム戦です!夫婦で力を合わせて、良い未来を目指しましょう。目標を共有し、進捗を確認しながら、一緒に歩んでいく過程を楽しむことが大切です。我が家では、資産の共有の場として、毎月第三日曜日に夫婦MTGを開催しています。資産状況だけでなく、お互いの仕事の話や共通の目標など共有できるので、こちらも併せておススメです!