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学びには❝渇き❞が必要

おはようございます。今日のテーマは「学び」と「渇き」についてです。
日本人は、「大人になると学ばない」とよく言われます。パーソル総合研究所の調査によると、就業者全体の56.1%が「業務外の学習時間無し」というデータがあるそうです。この数字、実際に自分の身近な人や社内を見渡してみると、納得できる結果かもしれません。そして実は、私自身も二年前まではその「56.1%」の中にいました。


学びのきっかけ

私が今の会社に転職したのは7年前。当時は、「業務上の知識やスキルは一通り身につけたし、これからは経験を活かして、のんびり働きたい」という気持ちで転職を決意しました。そんな私にとって、今の職場は理想の環境でした。
入社後に気付いたのは、想像以上にのんびりした雰囲気であること。業務量は少なめ、実働7.5時間、残業なしという、いわゆる「ホワイトな環境」でした。しかし、しばらくして私は「仕事がつまらない」と感じ始めます。成長を感じられない毎日。そんな時、夫に相談すると「最高じゃん!」と言われましたが、私の心はどこか満たされませんでした。

社外での学びとの出会い

その違和感から、私は社外セミナーに参加し始めました。労務や人事に関するトレンドを学ぶことで、次第に業務への意欲が湧いてきました。セミナーで得た知識を、すぐに社内の制度づくりに活かす。時にはうまくいかないこともありましたが、それを「失敗」と捉えるのではなく「実験」として捉えることで、貴重な経験を積むことができました。
そして5年前、「ウェルビーイング」という概念に初めて出会い、それが私の学びへの渇きをさらに加速させました。

学びが人生を変えた瞬間

コロナ禍でオンラインセミナーが主流になり、自宅で気軽に学べるようになりました。そして昨年2月、あるセミナーで大きな衝撃を受けました。「なんて面白いんだ!」と心から感動し、講師の発信を毎日追いかけるようになりました。本を読み、配信を聴き、考え方を日々インストールすることで、新たな視点を得る。気付けばその方の❝ファン❞になっていました。

学びがウェルビーイングに変わるとき

今では、学びは私にとってウェルビーイングそのものです。業務時間内外を問わず、学ぶこと自体が楽しく、成長を実感するたびに幸せを感じます。この感覚をもっと多くの人に伝えたい。そして、その結果として誰かから「ためになった」と言われると、私自身のウェルビーイングもさらに高まります。

小さな幸せから始まるウェルビーイング

学びは、「渇き」から生まれるものです。そしてその渇きを満たす行動が、未来の自分を輝かせる。
一番近くにある小さな幸せに気付くこと。それが、ウェルビーイングへの第一歩だと感じます。

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