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横浜で表千家茶道講師をしております。 茶の湯の日々に触れたもの、感じたものを綴ります。…

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横浜で表千家茶道講師をしております。 茶の湯の日々に触れたもの、感じたものを綴ります。 お稽古にご興味のある方は、どうぞお気軽に下記のメールまでお問い合わせください。 timlin2248@gmail.com ※稽古日は月に一度、日曜日です。日本語・中国語での対応が可能です。

  • お茶のある日々

    お茶の日々に触れたもの、感じたものを綴ります。

お茶のある日々 / 自分のお茶

＊この文章は2024年6月に完成。 コロナが収まってから、毎年6月になると、台湾の母校に戻って茶道部に4日間の夏合宿の稽古をつけるようになりました。今年は2年目です。 短期講習会のやり方を踏襲し、毎日8時半から18時まで、雑巾がけや水屋支度などをはじめ、薄茶の運びと飾り点前まで、ひたすら基本の稽古を行います。本当は毎日棚を変えたいところですが、さすがにハードルが高いので断念しました。 とはいえ、4日間ずっと同じ薄茶点前になると、注意力散漫が起きるという去年の経験があるの

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    • お茶のある日々 / 自己紹介

      初めまして、 林（リン）と申します。 横浜在住の台湾人で、表千家茶道講師をしています。 自己紹介がてら、今までのお茶の歩みを話します。 お茶の歩みなぜお茶を習い始めたか？ 大学に進学した際、部活を何にしようかと悩んでいました。せっかく日本語学科に入ったので、日本文化に関わる部活に入りたいと思ったのがきっかけです。 高校では文芸部で小説ばかり書いていたので、今回は少し違ったスポーツ系の部活に入りたいと思い、以前から憧れていた弓道部に入ることを考えました。 しかし、残念

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      • お茶のある日々 / 異国で茶を

        ＊この文章は2024年5月に完成。 それは先月半ば、会社の研修でシンガポールに行った時のことでした。 ある朝、地元の方にローカル住宅地の散策やご当地の朝ごはんに案内されました。さすがに高度に発展したシンガポールだけあって、昔のプラナカン建築は残りつつも現代建築が林立し、うまく調合されていることに感銘しました。 その中で印象深いのは、緑がしっかりと残されていることです。散策した場所はアウトラムパーク近辺で、住宅地を主にしているとはいえ、決して都心を出ていません。しかし、そ

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        • お茶のある日々 / 変化

          それはまだ夏の盛りの8月のことでした。 8月は気温があまりに高いため、稽古はいつも1週目のみで、それ以降は8月末までしばらく夏休みのような、自由な日々が訪れます。しかし最近、10月の茶会に備えて特別稽古が行われることになり、もう一度稽古が入りました。その手伝いのため、2週目も稽古場に伺いました。 その日は確かに最高気温が35度まで上がった一日で、着物でお越しになった方々の忍耐強さと茶会に向けた覚悟がうかがえました。 皆さまがお帰りになった後、道具を順番に片付け、帰路につ

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