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【第3回 13ELL(ベル)/満月と黒猫】

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{写真:13ELL 『CandyDate』−EP}  

【的確なライミング 独特なフロウ “言葉”が心に刺さるラップ】


HIPHOPはよく聴くのだが、でも僕はあまり詳しくない。例えば「モス デフ」のような〈変則的なフロウ〉なラップや「エミネム」のような〈ライミング〉が大好きなのだが、5月10日にリリースされた三枚目のEP『Candydate』を初めて聴いた瞬間、【独特なフロウとタイム感】があるのに【文学的な日本語歌詞】に乗せたライミングがとても自分にとってはとても新鮮でしかも、“こんなに言葉が耳に入る”ラップというのが聴いたこともなかった。特にこのEPの3曲目「満月と黒猫」は格別だ。

サウンド面では現行のヒップホップも抑えつつ、ギターの音色がどこか70'sの匂いも感じるし〈ブレイクビーツ〉など、この歌詞にもあるようにまさに“我が道を行く”ヒップホップ/ラップを聴かせてくれる唯一無二の存在だ。  

〜最後に〜

改めて言うが僕はあまりHIPHOPの知識に疎いので、“もっとこうだ!”など色々あると思うが日本のラップでこんなに聴き入ってしまうのが本当に初めてだった。〈Apple Music〉等で聴けるので、あなたにとってこの音楽が“新しい価値”になることを願って!13ell最高!

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