自作スピーカースタンドの薦め
ミニマルな環境に上手く適合するスタンドとなると純正のスタンドが最適解ではありますが非常に高額です。加えて中華製の社外品に於いても物価高騰の煽りで価格が上昇していますし、丁度良い大きさのモノやしっくりくるデザインというのもなかなか見つけにくい状況。大きすぎると不格好だし小さいと不安定。その辺りは実際に設置しないと解らないので、カタログ上のスペックだけではなかなか判断が出来ません。
たかがスピーカースタンドですが、されどスピーカースタンドでもあり、耳の高さに設置するのがベストだという事実には変わりありません。
もうこうなれば自宅で眠っている端材を使って作るしかない!
不満があれば作り直しも可能だし、お財布にもエコ(ノミー)だし。。。
ということで近所迷惑も省みずに材料の切り出し、溶接を経て1時間ほどで完成させました。手持ちの電動工具をフル稼働です(笑)。
これ以上大きくなると不格好だしこれ以上小さいと不安定になる絶妙な大きさだと自負しています。
8020Bの大きさに合わせてミニマルな120×120mmの3mm厚の台座に高さも120mmほど。見た目に反して重量もそこそこあって安定しています。
また、革の端材を底に貼り付けて防振兼滑り止めにしました。ゴムだと埃が付着した時点で滑り止めの役目を果たさなくなりますので、これは意外と有効なのです。
1ヶ月ほど色んな形状を考えていましたが、8020B自体が設置角度を微調整できる仕様なのを考慮してシンプルに置くだけの形状です。
もともと端材の黒皮の鉄板なので、極限まで仕上げない方が無骨でアーティスティックな感じがしてこれはこれで良いかと思います。
アーティスティックというのは非常に便利な言葉であります(笑)。