ネックポケットの調整
BADASSをインストールしたことで、ブリッジと指板面の高低差にやや腰高を感じたModulus FB4。
SIMを挟んでみたりもしましたが何か違う。
ということでネックポケットを深くすることを検討開始。
治具を作って表から削ることも考えましたが、治具の強度や固定する方法が信用なりません。少しでも傾けばボディーが終わります。
散々悩んだ末に閃いたのが、せっかくトリマーテーブルがあるのだから裏向けてガイド付きトリマービットで削る方法。
目から鱗が2枚落ちました(笑)。
表面の擦れを保護するために重ならないようにマスキングテープを貼り付け。
ネックポケットに傾斜が無いか確認した上で削り、サンドペーパーで表面を慣らして完成。
深くし過ぎるとジョイントボルトまで加工しなくてはいけなくなりますし、気分が変わってブリッジを交換したくなった時に低すぎる可能性もあります。
ということで、深さはネックのツバとピックガードの隙間が2.5mmに対して1.5〜2.0mmぐらいはいきたい気持ちを抑えて1.0mmだけ。
セットアップを終えてあと0.5mmいけるんじゃないかとは思いましたが、ネックの座りも演奏性も改善されたことで完了としました。
フレーク塗装の宿命でトリマーで削ると塗装の境界がガタガタになってしまうのはご愛敬ということで(苦笑)。