Amwayビジネスをしていた時のわたしへ 2
※Amwayに関わっている間、沢山の方にご迷惑をおかけした事、不快な思いをさせてしまった事
本当に申し訳ありません。
辞めてから3年経ち、やっとあの時の私を振り返ろうと、ちゃんと目を逸らさずにみようと思え、同時に、ずっと謝りたいと思っていた方々に、お会いした時には想いを伝えさせてください。
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Amwayビジネスをしていた時の私へ
からの続き
私は子どもがいながら、自宅でイベントができること
それがすごく嬉しかった。
次女出産前は、自宅でお話会をしていたこともあり、企画をすること、集いの場を作ることも好きだった。
そこにアムウェイビジネスをくっつけ始めた。
つまり、ランチ付きにする
目的は
⚪︎お料理からamwayの話、無水鍋の話と持っていくため
⚪︎ランチしながら話し、相手のことを知るため
アップからは、
自宅がショールームになるように
と、我が家に来た方が気になるものがあれば提案できるようにと
日用品を、Amwayに揃えること(Amway用語でブランドチェンジ)を勧められる。
空気清浄機
浄水器
バスルーム浄水器
コーヒーメーカー
美顔器
あらゆるものを買うことになっていく。
そこに、仲間✨というグループの存在が大きくかかわる。
持っていないものがあれば、
持っている子が体験談を話し、購買意欲を掻き立てる手法
あの子には、こんな体験談を伝えて、と事前に打ち合わせがある
持っていないと子どもたちの健康は守れない
と不安感も抱かせる
素直に行動した人が成功する
そんな言葉を信じてアップの言う通り、実践した。
メールで連絡をとり、遊ぶ約束をし、お料理教室へ誘う…
アポを、1日3件こなすと言われたら
組んでみる
次第に、生活がアムウェイ一色になっていった。
ノンアムウェイというイベントもよく企画されていた
そこでは、栄養学、ヨガ、ワークショップ、BBQ、バレーボール、フットサル、マルシェ、ワイン講座、メイク、…
色々なイベントを
⚪︎出会いを広げる目的
⚪︎そこへ声をかけて、アップや他のメンバーと顔見知りになる目的
↓
そこで、アップをティーアップし、相手の興味ある分野へと声をかけて、次のアポを取り付ける
(ブラインド勧誘疑惑🫢)
☞ ユーファースト ミーセカンド
Amwayビジネスに関わる人がよく使う言葉
素敵だなと思ったが、
実際は自分のためだ
自分のポイント、自分の売上
あなたのことを思って提案している
それに何度も惑わされた。
私以上に、私のことを考えてくれているのに、断ったら申し訳ないかな
私の今までの選択がおかしいから、今この状況で、だから、私より考えてくれてる人の言うことを素直に聞いてみるしかない
と。
そこに、賛同する他のメンバーがいれば、集団心理が働く。
Amwayが正義かのように、
☞ 私たちが教えてあげてる側
ともアップからよく聞いた。
シンプルな構図は
AmwayABO は 営業する人 であって、明らかな上から目線。
本来なら、購入があれば、ポイントが入って、それは自分の利益につながるのだから、相手はお客様だ。
自分は選ばれた人、Amwayに対していろんな意見がある中、本質を見抜いた人とだんだんと認識が歪んでいく。
変なプライドも身につける。
の割には、
疑問を持たないように
この道は正解なんだと思うように
セミナーや、ミーティングというものも沢山あった。
そこにも積極的に参加した。
☞ 億の収入がある人の話を直接聴く機会なんてないよ、私たちのために時間を作ってミーティングしてくれてるんだよ
成功することが恩返しになるよ
これも、Amwayに関わってる方なら良く聞くお決まり。
ビジネスってそういうものなんだ、それなら聞いて活かさなきゃ!
そう思い
夜の名古屋へ、セミナーに通った。
☞ 成功したいなら3年は集中して頑張る
とも良く聞いた
子どもの行事も、家族との時間も、色んなものを犠牲にして、今頑張れば未来がある
そう言い聞かされたし、自分にも言い聞かせていた。
子ども達や家族と幸せに暮らしたいから
そんな純粋な気持ちを人質に取られたように
頑張る
実情は、数字を追いかけなければならないため
出会いがあれば、あの人にはどんな風にどうAmwayが伝えられるかな…
と、純粋に人と人の繋がりを楽しめず、それは利益になるかならないかの繋がりになった。
教えてあげる思想があるため、断られれば、
☞ わからん人にはわからん、わかる人にはわかる話
と処理するよう教わり、
☞ 成功すれば、相手の態度も変わる
といわれ、成功を目指してまた走る
沢山のものを犠牲にして走り続ける
あの時は、誰に反対されても
もう止まることができなかった
夫とは当初、離婚したかったから、何を言われても私が正しい、わからないこの人は、だから会社員なんだ
と見下した。
時が経ち、夫婦仲は復活し、3人目の子にも恵まれた。
それでも、だからこそ、私も稼いで幸せになりたい
なんなら夫婦で取り組みたい
そう思い
Amwayにどうしたら夫も参加するか。
いろんなセミナーやイベントに誘い、来てくれたこともあったが、一緒にAmwayビジネスをする事はなかった。
そもそも、私がやっていたAmwayビジネスは本当にビジネスというにふさわしいのか。
その内情は赤字だったから。
つづく