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銃 病原菌 鉄

面白かったァ〰️

何度も読み返しつつ読み進め、線引いたりと久しぶりに熱中して読んだ。
いやぁ800ページの大作を行程考えて本にするってどんだけのエネルギーがあるんだぁ〰️ホント本を作ってしまう人のエネルギーって凄まじい。

何が面白いってその内容の普遍性が今を観る事に通ずるからですね。

例えばヨーロッパはテンデバラバラの独立国家の集合体で競争社会で技術の盗み合いによって成り立つヨーロッパとしての自由を尊ぶイデオロギーは今でも変わらないでしょ。
フランスもイギリスもドイツもすぐ側に合ってもいつもギスギスした緊張感があるよね。
お互いがお互いの自由を主張してテンデバラバラなコロナ対策してたり。
サッカーって一つの文化もヨーロッパのとこどこで違って楽しいよね。
ドイツとスペインじゃ全く違うじゃない。
EUなんかも無茶だったのかもね。
ヨーロッパはそれで良いと思う。
単純に面白いからw

一方今でも一帯一路、一つの中国、一党独裁、皇帝主義の中国。
超個人主義なのに国としては併合併合で一つになろうなろうとする中国。
どんどん勢力図を拡大しようとする膨張と暴走を繰り返して今に至るけど。
たぶん万里の長城に囲まれたとこに集まった方が良いと思う。
もしくは分割統治かな。

そして纏まろうとする作用とばらばらになろうとする作用の中に生きてるんだって想像させてくれるから、いつもやっかみあうのは仕方ないんだな。

どんだけ争っても諸行無常で今発展してる国はたまたまの偶然でしかない。
それは地理的環境要因でたまたま文明が花開いて、たまたま征服者がたまたま病原菌を広げた事で今日の勢力図があるだけなんだなって思った。

もうどうせたまたまでしかないんだから、たまたま人類で病原菌に対処するって偶然を掴み取りに行く未来型思考に変わっても良いんじゃない?

支配の思想からたまたま抜け出してさ。

どうせ人間が産まれて、文明を築いたのもたまたまだし、恐竜が絶滅したのもたまたまなんだし、解んない未来に怯えていがみ合うよりも協調性と放任性を融合させてこうぜ。

そんなことを想いながら読み終わった。

次何読もうかなぁ?

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