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◆2026北中米W杯アジア最終予選 日本🇯🇵vs 中国🇨🇳 戦 超私的考察

◆2026北中米W杯アジア最終予選 
グループC:第1戦
日本🇯🇵(17位)vs 中国🇨🇳(87位)
日時:2024年9月5日(木)19:35キックオフ
試合会場:埼玉スタジアム2002(埼玉)
テレビ放送:地上波『テレビ朝日系列』

配信:「DAZN(ダゾーン)」

①2026北中米W杯アジア最終予選 基礎情報
2026年に開催される北中米(アメリカ、カナダ、メキシコ共催)大会は、参加国が32ヵ国から48カ国に増えることで、アジア枠は『4.5』から『8.5』へと増えることになった。

それに伴いアジア枠も『8.5』と拡大された。2次予選を勝ち上がった18カ国は、6カ国ずつ3グループに分かれ、ホーム&アウェイの2回戦総当たり方式で対戦する。各組の上位2カ国がストレートインとなり、3位と4位は4次予選 (アジア・プレーオフ) で2枠を、大陸間プレーオフで1枠を争うことになる。

予選方式の詳細は下記の通り。

②グループ組み合わせと日程の確認

最終予選の組み合わせ(対戦相手)と各チームのFIFAランキング順位は以下の通り。

【グループA】

・イラン(20位)

・カタール(35位)

・ウズベキスタン(62位)

・UAE(69位)

・キルギス共和国(101位)

・北朝鮮(110位)

【グループB】

・韓国(22位)

・イラク(55位)

・ヨルダン(68位)

・オマーン(76位)

・パレスチナ(95位)

・クウェート(137位)

【グループC】

・日本(17位)

・オーストラリア(23位)

・サウジアラビア(56位)

・バーレーン代表(81位)

・中国代表(88位)

・インドネシア代表(134位)

8大会連続出場を目指す日本代表は、カタールW杯でベスト16に残ったオーストラリアとサウジアラビアに加え、難敵バーレーン、不気味な中国、成長著しいインドネシアと同じC組に入った。

◆対戦スケジュール

▼オーストラリア(23位) 
16強入りした22年W杯から世代交代進むも2次予選は6試合22得点無失点で全勝通過と盤石。町田FWデューク、大型DFサウターらが中心。直近2大会は大陸間プレーオフに回ったが、アーノルド監督は「同じような経験をすることはない」と自動出場枠に照準。

▼サウジアラビア(56位) 
23年8月までイタリア代表を指揮していたマンチーニ監督の下、3大会連続7度目の出場を目指す。22年W杯アルゼンチン戦で同点弾を決めたFWシェヘリは2次予選でチーム最多4得点と絶好調。同戦で決勝弾を放ったFWのS・ドサリも健在だ。

▼バーレーン(81位) 
最終予選進出は4大会ぶり。アジア杯は日本に敗れて16強に終わったが復調傾向。1メートル94の長身FWユスフは今季チェコ1部で8得点を記録。ロングボールの標的として警戒が必要になる。06、10年大会予選はいずれも大陸間プレーオフで敗退。悲願の初出場に挑む。

▼中国(88位) 
16強を逃したアジア杯後にクロアチア人のイバンコビッチ監督が就任。2次予選は苦戦の末にタイを直接対決の結果、振り切った。5得点のFW武磊(ウー・レイ)を軸にMFフェルナンジーニョらブラジルからの国籍変更選手を複数擁して02年以来の出場を目指す。

▼インドネシア(134位) 
韓国人の申台竜(シン・テヨン)監督が指揮し、アジア杯では日本に敗れながらも16強入りするなど力を付けている。元東京VのDFアルハンのロングスローは日本戦などでゴールを呼び込む強力な武器。指揮官は「3、4位は争える」とプレーオフを視野に入れる。

③中国代表 基礎情報

中国代表

◆基本情報
W杯出場:1回(2002)
最高成績:グループリーグ敗退(2002)
FIFAランク:87位(2024年7月18日現在)

9月5日にアジア最終予選初戦で対戦する中国は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング87位。同18位の日本にとっては格下の相手だが、警戒が必要だ。通算対戦成績は15勝8分7敗。

最後に対戦したのは、2022年7月24日に行われた東アジア4ヶ国によるEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第2戦。試合は終始日本が攻めながらも得点を奪えず、0-0でドローという結果に終わった。

中国代表を率いるのは、クロアチア人のイヴァンコビッチ監督。2022カタールワールド杯アジア最終予選初戦で敗れたオマーン代表の監督を務めていた。

イヴァンコビッチ監督

日本代表、サウジアラビア代表戦に臨む27名のメンバーをが発表されたが、要注意選手は、かつてエスパニョール(2021-22シーズン)まででプレーし、アジア2次予選における同チームの最多得点者(5試合出場して5得点)で、上海海港に所属するFWウー・レイ。
そして、ブラジルから帰化したFWアラン(元フルミネンセFC所属)、FWフェルナンジーニョ(元フラメンゴ)、キャプテンでDFイングランド出身の中国系ティアス・ブラウニング(蒋光太)等が順当に選ばれている。また、カターレ富山やアビスパ福岡に所属していた経歴を持つDFコ・ジュンイもメンバーに選出されている。

アラン

ポジション:FW
所属チーム:青島海牛
生年月日: 1989年2月20日 (年齢 35歳)
リーグ戦 :22試合11得点4アシスト

フェルナンジーニョ

ポジション:FW
所属チーム:上海申花
生年月日: 1993年3月16日 (年齢 31歳)
リーグ戦 :12試合1得点4アシスト

予想されるシステム/フォーメーションは、中盤ダイヤモンド型の4-3-1-2で、イヴァンコビッチ監督就任後全試合このフォーメーションで戦っている。

《中国代表メンバー 27名》

▼GK

バオ・ヤーシオン(上海申花)

リウ・ディアンズオ(武漢三鎮)

ワン・ダレイ(山東泰山)

ヤン・ジュンリン(上海海港)

▼DF

コ・ジュンイ(山東泰山)

ハン・ペンフェイ(天津津門虎)

ティアス・ブラウニング(上海海港)

ジャン・シェンロン(上海申花)

リー・レイ(北京国安)

リウ・ヤン(山東泰山)

ウェイ・ジェン(上海海港)

ヤン・ゼシアン(上海申花)

ヂゥー・チェンヂィエ(上海申花)

▼MF

ジン・チェン(浙江)

ファン・ジェンユー(山東泰山)

リー・ユアンイー(山東泰山)

ワン・ハイシャン(上海申花)

ワン・シャンユェン(河南)

シェ・ペンフェイ(上海申花)

シェ・ウェンノン(山東泰山)

シュ・ハオヤン(上海申花)

▼FW

アラン(青島西海岸)

ベイヘラム・アブドゥワイリ(深圳)

フェルナンジーニョ(上海申花)

リン・リャンミン(北京国安)

ウー・レイ(上海海港)

チャン・ユーニン(北京国安)


④日本代表 基礎情報
8大会連続の出場を目指す日本は、負傷から復帰を果たした三笘薫(ブライトン)が今年1〜2月にかけて行われたAFCアジアカップカタール2023以来の招集となったほか、伊東純也(スタッド・ランス)もアジア杯以来の代表復帰を果たしている。
右サイドバックが、移籍したばかりの菅原由勢(サウスサンプトン)以外に、候補として上がっていた橋岡大樹(ルートンタウン)はケガのため召集できず…パリ・オリンピックで活躍した  関根大輝(柏レイソル)もケガということもら あり、Jリーグで旋風を起こしているFC町田ゼルビア望月のヘンリー海輝がサプライズ選出された。また、センターバックのみなら
ず両サイドバックをこなす冨安健洋(アーセナル)は、ケガで、戦線離脱中。名門バイエルン・ミュンヘンに移籍した伊藤洋輝もケガで召集できず…パリオリンピックで活躍した19才の高井幸大(川崎フロンターレ)が初招集となった。
また、今回の活動から新たにフランクフルトのU-21チームコーチを務めている長谷部誠氏がのコーチとしてチームに帯同することも発表された。

ケガおよびコンディション不良のため試合に出れておらず、今回召集出来なかったメンバーは下記の通り。
CB   冨安健洋(アーセナル)
LSB 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)
RSB 橋岡大樹(ルートンタウン)
LFW 相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
RSB  関根大輝(柏レイソル)

また、召集の可能性があったが、が微妙なメンバーは下記の通り。
GK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)
DF毎熊晟矢(AZ)
MF佐野海舟(マインツ)
MF川村拓夢(ザルツブルク)
MF伊藤敦樹(ヘント)
MF松木玖生(ギョズテペSK)

8/31(土)9/1(日)に試合に出場した選手が多く、コンディションにも影響がありそう。
中国戦のあと、中東のバーレーンでのアウェイ戦(10日)を控えているが、選手のコンディションをみながら、先発メンバーを選ぶことになりそう。

■日本代表 招集メンバー
※( )内の年齢は2026年北中米W杯時の年齢



▽GK
大迫敬介(26)188
(サンフレッチェ広島)
谷晃生(25)187
(FC町田ゼルビア)
鈴木彩艶(23)190
(パルマ/イタリア)

▽DF
《RSB》
菅原由勢(26)179
(サウサンプトン/イングランド)
望月ヘンリー海輝(24)192
(FC町田ゼルビア)

《CB》
板倉滉(29)186
(ボルシアMG/ドイツ)
町田浩樹(28)190  左
(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
谷口彰悟(34)183 右
(シント=トロイデン/ベルギー)
高井幸大(21)
(川崎フロンターレ)

《LSB》
中山雄太(29)181 左
(FC町田ゼルビア)
長友佑都(39)170
(FC東京)

▽MF
《IH/DMF》
遠藤航(33)178
(リヴァプール/イングランド)
守田英正(31)177
(スポルティングCP/ポルトガル)
田中碧(27)180
(デュッセルドルフ/ドイツ)

《IH/OMF》
南野拓実(31)174
(モナコ/フランス)
鎌田大地(29)180
(クリスタルパレス/イングランド)
旗手怜央(28)171
(セルティック/スコットランド)

▽FW
《RFW》
久保建英(25) 173 左
(レアル・ソシエダ/スペイン)
堂安律(28)172 左
(フライブルク/ドイツ)
伊東純也(33) 176
(スタッド・ランス/フランス)

《CFW》
上田綺世(27)182
(フェイエノールト/オランダ)
浅野拓磨171
(マジョルカ/スペイン)
前田大然(28)173
(セルティック/スコットランド)
小川航基(28)186
(NECナイメヘン/オランダ)
細谷真大(24)178
(柏レイソル)

《LFW》
三笘薫(29)178
(ブライトン/イングランド)
中村敬斗(25)180
(スタッド・ランス/フランス)


◆中国代表 希望先発メンバー
中国の基本システムは、中盤ダイヤモンド型の4-3-1-2。
日本代表の先発メンバーは、こんなメンバーで観てみたい。基本、東京オリンピック・メンバー。
GKは、町田の守護神、谷晃生。
DFラインは、右サイドにサウスサンプトンに移籍したばかりで、いきなりプレミア週間ベストイレブンに選出された菅原由勢、CBはボルシアMGに残留した板倉滉、ビッグクラブへの移籍が噂されている町田浩樹、左サイドは、Jリーグ(町田)に復帰したばかりの中山雄太の4バック。
相手が2トップなので、左サイドの中山は内側に絞って、菅原が前めのポジショニングをとり、4バックから3バックに可変するイメージ。
ダブル・ボランチには、所属するリバプールでは、なかなか出場機会の得られないキャプテンの遠藤航に、守備重視のタスクを担ってもらい、プレミア2部の名門「リーズ・ユナイテッド」に移籍した田中碧には、攻撃的な役割に期待。
前線の3枚は、ワントップには、オランダの名門フェイエノールトに所属する上田綺世。ポストプレーよりも、DFラインの裏をとる彼本来の動きに期待。右サイドの堂安律とトップ下の久保建英には、自由にポジション・チェンジしながら、相手守備陣を混乱させて、攻撃陣を牽引してもらいたい。
そして、左サイドにはもちろん「殺し屋」三笘薫に、ズタズタに切り裂いてもらう⚽️✨

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