和暦と北斎の秘密
日本学ユニバーシティ三周年記念<日本伝授>
和暦研究家 高月美樹さんは私の推しです!
という表現がしっくりきてる今日この頃ですが、季節と色、和暦、日本の文化、美樹さんから学びたいことが本当にたくさんあります。
今回、Facebookライブ配信で、日本学ユニバーシティ様の三周年記念<日本伝授>という企画で登壇されました。
日本学ユニバーシティとは、日本の文化と伝統を学び日常で実践することを目的とし、オンラインで“日本”をまるごと学ぶ大学だそうです。
無料公開でこのような貴重なお話が聞けますことありがたい限りです。
学長の出口光さんとの対談は、軽やかなやり取りの中に、大切なメッセージが満載で、あっという間の1時間でした。
和暦手帳 『和暦日々是好日』
まずは冒頭、美樹さんから和暦と手帳についてのお話。とてもわかりやすく、ご説明されてます。
この手帳を使うことによって、具体的にどうなりますか?
という出口さんの問いに
いつもながら美樹さんがおっしゃるのは、
このような意味や効能があるとは言ってないということ。(素敵。。。)
ただ使ってる人たちからの声がたくさんあがってきてと、いくつか教えてくださいました。
私はといえば、和暦手帳に出会って2年経ち、季節の営みや移り変わりに敏感になって、目に見えるものが色鮮やかになりました。日々の景色が愛おしく、世界が拡がったと自負しております。
中国から入ってきた旧暦ですが、和暦で採用している暦は江戸後期に日本の自然に合わせてつくられかたまってきたものだそうです。
珠玉のメッセージがたくさんありました。
きっかけがあると、人は気づいていく
江戸時代、自然という名称はなかった
江戸時代には、自然という名称はなかったそうです。
あったのは森羅万象や自然の摂理のこと。
世界が注目する北斎
北斎づくしの和暦手帳だったことから、北斎のことをもっと知りたい!と常々思っておりましたが、出口さんのお話で、世界が注目する北斎の価値を知ることができました。
そもそも西洋画は、
神の絵が格が高く、風景画は低いそうです。
地球との共生が大切になってきた今だからこそ、自然、天、地、人が表現されている北斎の絵の価値があがっているとのこと。
幕末の日本で高い視野から世界を見ていた北斎。
さらに興味が湧いてきて、もっともっと知りたくなりました。
北斎づくしの和暦手帳と歩む一年が楽しみです。
なんども繰り返し視聴しながら、私の理解でブログ書かせていただきましたが、Facebook「日本文化と精神」グループへの参加で視聴可能です。どうぞご視聴されてご自身の気づきを発見されてくださいね。
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