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自分自身が景色の一部となる美意識

「日本人は自分自身が景色の一部となることに美を見出してきました」

この言葉は季節と色の関係を紐解く講座・遠野編での一コマ。

「人間も自然の一部である」という考え方が日本文化にはあり、景色に溶け込むように服の色を選んでいたようです。

意識の美しさにため息がでます。

季節と色の関係を紐解く講座 遠野編にて


西洋と日本では自然観に違いがあって
西洋には、自然は人の手によって支配するものとした人間中心的な考えがあり、日本では、自然は神聖なものであると考え、時に敬い、時に恐れながら、自然との調和を大切にしてきたそうです。


その人の色を身に纏う


植物に様々な色や形や匂いがあるように、
人が自然の一部だとしたら、それぞれの異なる魅力や特徴があり、違う色合いを身に纏っています。

カラーセラピストとして、各特有の違いがある色の波長で、心の悩みに向き合い、本来の自分に還っていくお手伝いをさせていただいてます。

色は言葉で、言葉は色
それはそれは雄弁に、たくさんのメッセージを発してくれます。

パーソナルカラー=肌の色や骨格などで似合う色と誤解されやすいのですが、生まれ持った才能や目指す方向性など、生年月日から算出して色の提案。色を学ぶ講座やセラピスト養成講座などもやってます。

feelpip

人は生まれた環境や経験から、〈自分〉を決めていることも多かったりします。本来もっている天から与えられた能力=〈天分〉といっていますが、色を通して天分をその方と一緒に探していきます。ちょっと不思議に思われるかもしれませんが(笑)、それが仕事です。

その人特有の生まれ持った色があるとしたら
違う色だと思い込んで、違う色のように振る舞って生きている方もたくさんいます。私もその一人でした。

コーラルという柔らかい黄味がかったピンク色を最大の強みとして持っている私ですが、その女性らしくて、繊細でたおやかな資質をずっと否定していきていました。どちらかというとブルーのもつ格好良さ、ハンサムウーマンの自分を目指し、そうでありたかった。違うのに。。。

とても縁が深いコーラルを天分だと受け取ってから、頑張らずに自然にご縁が繋がったり運ばれ始めました。
もったいなかったですね、長い間。。。

色の言語

色の言語は多くの概念を教えてくれました。学ぶことでそれまで囚われていたことから自由になり、真理を教えてくれました。

きっとそれぞれ、英語が得意、IT言語が好き、鉱物が植物が、動物が好き、身体を動かすのが得意!とあると思います。私に関しては、色の入り口から学んだ方がわかりやすかったんだとおもいます。

なんのために、色の言語を知るのか?
セラピーをするためとか、コンサルをするためとかそれは副産物で、究極は世界の本当を知りたいから色を探求していってるのでしょう。

にっぽんの伝統色はまた世界を広げてくれました。色は自然界から多くきていることを教えてくれます。

おもしろがってあてはめてみました12色

色から自然との繋がりを思い出し、ただあるがままに生き、自然の一部である自分という花の色で調和し、景色の一部となる美意識で彩られた日本文化へ少しずつ近づいていけますように。

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