エぶりでぃ
えっぶりでぃの記憶
秋めいたなんというタイミングも合間もない
平凡ボンボンの昼下がり。
めずらしく遠出、とぼとぼ、歩きのお買い物。
迷い込むように、古ぼけた商店街に入り込む。
決まった道筋ではない、この迷いが俺(私)は好きだ
買い物ぐらい「自由に迷い込んだっていいじゃないか」
「オンラインで画面とにらめっこ」するよりずっと「俺らしい」
そんなことを迷い込んだ景色のまるで「道化師」のように
考えながら歩きだす(ゆるり、ノロノロ)
ふいに、うしろから
「えっぶりでぃ」!と大きな掛け声が聞こえてきた。
(驚くよ、まったく)
振り返ると魚屋のおやじが何か叫んでる。
「こりぁああぶりだよぶり。正真正銘のぶりだよ!」
とまで言わんばかりに
口をパクパクさせてる。意外とその面構えが面白い
対面で誰かの顔をマジマジと見たのは本当に久しぶりだった。
素で笑えた
エぶりでぃ~?
everyday!こんな毎日もあってもいいな。
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