君はつらい日常を忘れずにいられるか?『宇宙大怪獣ギララ』(1967)
本作は、松竹が怪獣ブームの影響を受けて制作した、ほぼ同社唯一といえる怪獣映画です。
本作は特撮界隈では相当に有名な作品でもあります。
『ストーリーの破天荒さ』『耳について離れない洗脳ソング』『低予算感あふれる特撮』と、味わい深い映画の必須要素をこれでもかと備えているため、好事家にはたまらないカルト映画とみなされています。
Wikipediaによれば上映時間わずか88分だそうですが、とてもそうとは思えないほど、体感的には長尺に感じます。
これは「退屈」という意味ではなく、と