正直不動産
公務員時代はほぼ2年に一度転勤をしていたので、宿舎はもちろんですが民間アパートを借りて住んでいたこともあります。
転勤で訪れたばかりの初めての土地で物件を探すのは、不動産会社が頼み。色んな会社があり色んな担当者がいました。
当時から年々借主保護の政策が進められ、借りる側には良い状況になっていると考えていましたが、漫画アプリで「正直不動産」というものを読んでまだこの程度の業界なんだなと思いました。
NHKでもドラマ化されましたが、このドラマは大分毒が抜かれていて役者が爽やかなイメージを損なわない配慮がうかがえました。
空振りが続いている現在継続中の物件探しですが、昔お部屋探しをしていたころと違うなと感じる項目があります。「定期借家権〇年」という表示をしている物件が目立つのです。
大学で民法を勉強している頃、借地借家法の改正があったので記憶にある用語であり意味も分かりますが、3年とか10年とか大家さんの意図が反映されているのでしょうが物件にいより明確に表示されています。
テナントとお部屋探しは違うんだと思う方もいるかもしれませんが、お部屋を3年契約で借りて、問題なければ次の3年もそのまま住めるものを普通借家契約といいます。この用語も物件資料に載っていて、トラブル防止のための施策が大分業界に浸透してきたことが感じられます。
ただ知識があっても借りられる物件がなければ話が進みません。二日前に見つけ現地内覧を予約した物件は、昨日になって大家が取り下げてしまいサイトから消えました。今日同じ不動産会社が扱う物件で良いものを見つけましたが、「良い物件あれば紹介する」と約束した担当者から連絡はありません。担当者が違うと言われたらそれまでなのですが。
北海道は明日から大荒れです。雪が降りだせば更に物件が出てきそうですが、出かけるのが大変です。