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北海道ブロック青年部茶会

茶道の組織というのは、お茶のお稽古をしている方でも深くかかわっていないとよく分からないものですので、少しご紹介します。

普段お稽古をしている先生と生徒(弟子)の単位を社中と呼び、社中はほぼすべて地域組織である支部に所属しています。札幌は人口が多いため札幌第一支部から第四支部までありますが、人口が少ない地域ではいくつかの町を統合したエリアで○○支部として構成しています。現在北海道内では17の支部があります。

そしてその支部をもう少し広い地域単位でまとめたものがブロックで、北海道は北海道それだけで一つのブロックを構成しています。

支部の中でも50歳までが入れる青年部と、上部組織である親支部とに分かれていますが、青年部がブロック単位で活動したのが今日のお茶会です。


公務員で札幌以外の町にいた頃、その地域の支部に所属していました。その時期に一回だけお家元研修に行ったことがあるのですが、それが唯一参加したブロック単位での活動です。

どういう活動をしているのかよくは知りませんが、ここ3年ほどはやはりコロナの影響で活動はほぼ止まっていたようです。

今日は参加した青年部メンバーを2グループに分け、茶道会館の二つのお茶室を使って別々な趣向でお茶会を開いていましたが、男性が多くなったために一つの会は男性が表に出る趣向で進められていました。

男性が増えているのは学校茶道が頑張っているのでしょうか。良い傾向だなと思いましたし、袴が売れるので呉服屋のメンバーも喜んでいるのではと余計なことを考えてしまいました。


10月の京都での茶会でもそうでしたが、感染防止のためお茶やお菓子をお客様それぞれへ配る方法が以前とは変わりました。藪ノ内流などで見られた簡便かつ合理的な方式を採用していて、このようにできたら裏千家も楽なのにと考えていた点でしたので、良い方向へ裏千家も変化しているようです。

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