ウィーン・マルガレーテのコーレスに見る「本当の歌」とは

 おはようございます。オタえぼんです。
Liella!5thLive福岡公演が終了した興奮も冷めやらぬ中ウィーン・マルガレーテのコーレスがすごい刺さったので自分が聞いて思ったことを話そうと思います。妄想の垂れ流しなので根拠が薄いところもあるかと思いますがご容赦ください。自由に書いて自由に発信できるのがネットのいいところということで。


本当の歌

 まず最初に、マルガレーテのコーレスは以下の通りとなります。

結那「私の名前を大きな声で呼びなさい」

俺ら「マルガレーテちゃーーーん!!!」

結那「フン‥!私が‥いいえ、私達が、本当の歌を教えてあ・げ・る」

俺ら「よろしくお願いしまーーーーす!!!!」

となります。
このコーレスで気になったポイントは「本当の歌」でした。何故ならマルガレーテの言う「本当の歌」はLiella!に敗北したからです。
マルガレーテの「本当の歌」は勝利のための圧倒的技術に裏付けされたパフォーマンスでした。
 対してLiella!はSing!Shine!Smile!で歌う楽しさ、一緒に夢を見る喜びを歌いました。
 渋谷かのん(以下かのん)からはマルガレーテの歌は「本当の歌」じゃないと否定されました。
 では、「本当の歌」とはなんでしょうか。

「本当の歌」とかのんのこれまで

  自分はかのんの否定の鍵は一期ラストでサニーパッションに敗北したことに端を発すると考えています。
 一期のラストでは勝利を目指していいテンションのままアニメが終わりましたが二期の開始時のかのんはやや勝利に固執しすぎているようにも見えました。二期一話にて嵐千砂都(以下ちぃちゃん)から肩の力を抜けと言われたことから読み取れます。このままではもしかしたらマルガレーテと同じような勝利に固執するだけになってしまったかもしれません。
 二期10話「渋谷に響く歌」ではマルガレーテそんなマルガレーテを見てLiella!にとっての「本当の歌」を見つけていきます。
 それを仲間との出会いやマルガレーテに対しての敗北を含めた経験を経て少しづついい意味で勝ちに意味を見出していくのがラブライブ!スーパースター!!二期だと僕は思っています。
 なのでそんな過去の自分と重ねて思わずマルガレーテの歌を否定してしまったのではないかと思います。そういう思い立ったら一直線で回りが見えなくなったり、おだてられると調子に乗るという面もかのんにはしばしば見られるので欠点描写ですね。
 勿論かのんが見出した境地、Sing!Shine!Smile!とは真っ向から対立するマルガレーテの歌はあの時には否定しないわけにはいかないのですが。

 変わっていく「本当の歌」

 アニメ3期が放映されてない以上憶測の域は更に加速するのですが、4thライブの幕間でマルガレーテはLiella!は負けん気の強いところは出ますが、かつては敵だってLiella!と肩を並べて歌うことで、あの地区予選での敗因に気づくこともあったと思う。そして自分の中に少しずつ芽生えていく気持ちに気づいていきましたね。いままでのButterfly Wingと4thのそれは全く違う印象を持ちました。
 少しずつではありますがマルガレーテのなかで「本当の歌」が変わっていったのではないでしょうか。歌の完成度を全てとして来た自分から聞いてくれる人の声援に心地よさを感じる自分に。
 
 
 
 

「本当の歌」

 さて、当然の帰結なのかもしれませんが、「本当の歌」とはそれぞれ胸の中にあるものだと思ってます。Liella!にもマルガレーテにも勿論僕にもあなたにも。そしてそれは不変ではないと思います。
 5人の頃と9人の頃ではLiella!の「本当の歌」は違ったはずです。なのでマルガレーテが、冬毬が加入し、11人になったLiella!の「本当の歌」は変わるはずです。
 マルガレーテも変わる。Liella!も変わる。時間と人の移り変わりによって「本当の歌」は変わっていくんだろうなと思います。
 Liella!に加入したマルガレーテの言う「本当の歌」とはアニメ二期で言ってた「本当の歌」ともかのんが二期で悟ったSing!Shine!Smile!の境地とも違うと思ってます。
 3期生が加わったLiella!はもっとパワーアップしているのですから。

 


 

 






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