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もう一つのアップグレードアイテム「Revival kit 2.0」を紹介します。
以前、紹介した「ROKPRESSO GC」よりも前に手にしていた、「Revival kit 2.0」というアイテム。これは、インドネシアの「someday somehow project」というメーカーが作っています。
ROKPRESSO GCとは、抽出していくエスプレッソのタイプが違うため、使い分けをしながら、常に二台をイベントなどで使っています。
今回は、その特徴をまとめていきたいと思います。
この、超クールに入って来たのが「REVIVAL KIT 2.0」
昨年から持っているのですが、正式にリリースされるまで半年以上掛かり、紹介できずにいたのです。
何が入っているかというとこれ。
ピストンの部分は、あまり変化はありませんが、フィルターに注目してください。
ステンなのです!
今までは、ずっとシリコンのフィルターが使われていました。
「ROKPRESSO GC」、「REVIVAL KIT 1.0」も変化していたのは、ピストン部分の強化でした。
これは、まさしく「2.0」!
性能がほぼマシンと変わらなくなったと言っても過言ではありません。
なぜかというと、内圧が素早く上がるからです。
シリコンの場合、内圧が掛かると、その内圧に押されて、フィルターもその力を吸収してしまい、内圧が維持できるまでに時間が生まれます。
これが、力の影響を受けないステンになると、瞬時に内圧を高めることができるので、「蒸らし」によって過抽出を起こしやすい「浅煎り」の豆にも対応して、良いショットを作ることができます。
装着するとこうなります。
もう一つ、「2.0」の部分があります。
水の落ち方
まずは動画を見てください。
シリコンフィルターは、穴の数が少なく、穴の大きさが大きい。
なので、水がドバッと落ちてきます。
このステンのフィルターは、穴の大きさが細く、数も多い、そして、水が水玉となって優しく落ちてきます。
つまり
水が粉に触れる面が大きくなることで
より多くの抽出をできることになり
優しく粉に触れる事で雑味を抑える要素が
働くことになります。
なので、瞬時に内圧を高めて乳化させて抽出する技術が必要になる「浅煎り」に向いているのです。
そこで、深煎りになるとデメリットになるかと言われるとそうはなりません。深煎りの場合は、柔らかい質感とクリーンな余韻を引き出すことができます。
ただ、この場合、好みや豆によって変わるかなと思います。
僕の深煎りの好みは、少し苦味があって余韻が残るようなエスプレッソが好きなので、この場合は、「蒸らし」があるROKPRESSO GCを使います。
REVIVAL KIT 2.0だと、何か物足りないんです。。。笑
「2.0」があることで、エスプレッソの表現がまた大きく深くなりました。
someday somehow projectのアンディさんに感謝です。
LET'S ROK