本場イタリアンエスプレッソの条件から僕のエスプレッソを比較してみた。
少し前に、イタリアのエスプレッソ文化「カフェ・ソスペーゾ」についてのドキュメント映画を観たのですが、その中で提供されていく
「イタリアンエスプレッソ」
が、すごくおいしそう〜〜〜
だったんです。
それがきっかけで、
「イタリア,エスプレッソ,定義」
と検索をすると、このサイトにたどり着きました。
The International Institute of Coffee Tasters (Iiac)
「IIAC」と呼ぶのが通称だそうです。
そしてここから出されているPDFの資料にエスプレッソやカプチーノなどの定義が簡単にまとめられていました。
こちら
👇
http://www.espressoitaliano.org/files/File/istituzionale_inei_hq_en.pdf
この中に、イタリアのエスプレッソの定義が書かれていたのです。
こちら
👇
日本語にするとこんな感じでしょうか
・一杯あたりの豆の使用量 = 7g ±0.5
・抽出温度 = 88℃ ±2℃
・抽出後の液体温度 = 67℃ ±3℃
・抽出気圧 = 9 bar ±1
・抽出時間 = 25秒 ±5秒
・45℃時の粘度 = >1,5mPa s
・脂質 = 2mg/ml
・カフェイン = < 100mg/cup
・抽出量(クレマ含めて)= 25ml ±2.5
ここまで僕の抽出は調べることが出来ないですが、わかる部分だけ
・一杯あたり = 15g ±1
・抽出温度 = 94℃ ±2
・抽出時間 = 25秒 ±5
・抽出量 = 25 ±3
共通してる部分だと
「抽出時間」と「抽出量」
これは必然と「抽出速度」にもなりますね。
粘度、脂質、カフェインを調べることが出来たらより面白いですね。
おそらく、イタリアのエスプレッソブレンドとしての規格をクリアした豆であることが条件だと思うので、ブレンドについても調べてみようかと。
ROKPRESSOで抽出開始
いつもの抽出を見ていきたいと思います。
僕は、抽出中のエスプレッソの液体が伸びている線の色の変化を見ながら抽出を決めるので、計量しながらは基本的に抽出をしません。
なので、毎回微妙な誤差があります。
手元にあるルワンダの豆を使用していきまーす。
一回目
一回目はいつも調整として抽出するので、挽き目を細かめにして抽出します。
結果、
抽出量=26.9g、抽出時間=45秒。ポーレックスミル = 3クリック。
時間掛けたので味が強く出ます。
抽出スピードは、約1.6ml/1sec、遅いですね。
これは、エスプレッソ単体で飲むにはバランス悪いので、もう少し荒くして調整します。
修正点、ポーレックスミルを4クリックにする。
二回目
結果、抽出時間=25秒、抽出量=28.1g。ポーレックスミル = 4クリック。
修正して良くなりました。
タイガースキンも良い感じに浮き出て、コレは!て感じです。
抽出時間、抽出量とイタリアのものに近づき、
抽出スピードも、1.12ml/1sec、という条件にも必然と近づきます。
何より「味」が良くなりました!
砂糖入れると、ミカンやリンゴの透明感のある甘味はやみつきになります。
まとめ
普段やっているROKPRESSOのエスプレッソを、他のエスプレッソの定義と比較してみました。
測れない部分が多いですが、次回は「抽出温度」と「抽出したものの温度」を温度計で測ろうと思います。いつも適当なんです。笑
気圧は、瞬間的に9気圧を記録しててほしいな〜とは思ってますが、まだ未知ですね。
あとがき
ちょうど7g余ってたので、ROKPRESSOでもシングルが抽出出来るのか試してみました。
結果、無理です。笑
ポーレックスミル = 2クリック。
豆の量が少ないので細かくしましたが、気圧が作れませんでした。
サーーーッと、抽出時間10秒です。笑
味も中途半端すぎて、、、
イタリアンエスプレッソにはどうやら近くことは出来ないようです。。。
やっぱり、ROKPRESSOは豆の量はダブルですね!
Let's pump it!!!