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一級建築士×FPが教える【家族を守る 住宅予算の作り方】
先日、「パーソナルジム」なるものに行ってきました。
トレーナーがマンツーマンで付き添って
トレーニングマシンで追い込まれる…
…という、ドMな行為です…。
でも、よくしたもので、
自分がいつも
「こんなところが限界かな…」と思っていたベンチプレスは、
5~10kg程度はウェイトを増やすことができます。
トレーナーは
「凄い!!限界突破っすね!」
…と熱く(…というか、熱苦しく)
テンションを上げていましたが、冷静に考えると限界を突破したワケではありません。
そもそもで「限界」自体が曖昧だったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726137679-kJBTEg1VeWNyLaU65FuC9Dbt.png?width=1200)
家の設計をしていると
「5000万円の壁」…というものがあります。
家の建設費・土地代・諸経費…
込み込みで5000万円以下であれば
「なんとなく安心」
…逆に5000万円を超えると、
急に不安になったりします。
でも、冷静に考えると
4900万円と5000万円の月々の支払いの差は
わずか2500円程度…。
この差が死活問題になる人は、まず いません。
そう、「5000万円」は ただの通過点で
なんとなく切りがいい数字を、
なんとなく周りの雰囲気で
「壁」=「限界」にしてしまっているだけです。
じゃあ、本当の「限界」はいくらなのか…というと、人によって違います。
年収によっても違うし、
家族構成によっても違うし、
この先 どういう生活をしたいのか…によっても違います。
そう…ライフプランを作って、
この先をシミュレーションしなければ、
「これ以上はヤベーな」という
「自分の限界」は わかりません。
そして、「自分の限界」って、
なかなか自分ではわからなかったりします。
ベンチプレスの限界は、トレーナーに追い込んでもらわないと わかりません。
戦闘力の限界は、ナメック星の最長老に引き出してもらわないと わかりません。
そして、住宅予算の限界は、FPに相談しないと わかりません。
自分のカン、
過去からの思い込み、
世間の雰囲気…
…そんなものに惑わされることなく
「今の自分の限界」を知っておくことで、
自分と自分の大切な家族を守ることができると思ってます。