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一級建築士×FPが教える【SNSに惑わされない「ブレない家づくり」】
4月1日…
息子が大学進学のため、静岡から東京へ旅立ちました。
よって、シングルファーザーである私もこれから一人暮らし。
…で、日々の食事
息子がいなくなって、テキトーに済ませているのか…というと、そうでもなく…
誰に見せるわけでもなく、誰に褒められるワケでもないのに、なぜか一人メシに謎の盛り付けを施してしまいます。
なぜ、一人メシに時間と労力をかけているのか…
それは「なんとなく そうしたいから…」です。
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家の設計でもクライアントの
「なんとなく そうしたいから…」
に たくさん出くわします。
「リビングを吹き抜けにしたい」
「シンプルモダンの内装にしたい」
「洗面台を広くとりたい」
でも、なぜ そうしたいのか聴くと
「なんとなく ステキだから…」
そう、説明できる理由など ないのです…。
でも、家の設計で
「説明できない理由」ってキーポイントだったりします。
なぜなら「説明できない理由を説明すること」
…つまり、言語化することは、
自分たちの家づくりの「アイデンティティ」を
発見することになるからです。
「リビングを吹抜けにしたい」理由が
「開放感のある空間でリラックスしたいから」であれば
アイデンティティは
「大空間によって癒される人」なのかもしれません。
「洗面台を広くとりたい」理由が
「スキンケアを落ち着いてしたいから」であれば
アイデンティティは
「自分を大切にする人」なのかもしれません。
アイデンティティがわかれば、「家づくりのテーマ」ができます。
そう、「なんとなく」の理由を言語化することで、
家づくりのテーマがはっきりして、
結果「ブレない家づくり」=「後悔しない家づくり」になります。
そして、設計図を描く前に、
クライアントの
「なんとなく」を言語化して、
アイデンティティを見つけて、
「家づくりのテーマ」を作れる設計士が
「いい設計士」だと思います。
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そして、一人メシの謎の盛り付け…
言語化すれば「自分を楽しませること」
アイデンティティは
「ひとり時間が好きな人」
しばらくは ひとりを楽しもうと思います…