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一級建築士×FPが教える【これからの子供部屋の作り方】

週に1回程度、近くのサウナに通ってます。
いいサウナなんですが、細かいことは あまり気にしないらしく
結構な割合でTattoo(オシャレTattooではなく いわゆる伝統的なヤツ)を背負った方がいらっしゃいます。

ぶっちゃけ、最初の頃は「コワっ!」…と思ってましたが、
まー人間 よくしたモノで
今ではすっかり見慣れてしましました。

サウナ内の会話に耳を傾ければ
「きれいなモンモンですね~。背中のは観音様ですか?」
「いや~、コレ弥勒菩薩なんっすよ。」
…などと、シュールな会話が飛び交っています。

そう、良くも悪くも このサウナの中では伝統的Tatooが
「あたりまえ」…なわけです。

建築士✕FPの視点で、ちょっと馴染みのない家を提案しています。

例えば子供部屋…
子供の大学進学や独立で、近い将来 必ず「空き部屋」になります。

…で、建ててから20年後の家に伺うと、ほとんどが「物置部屋」になってたりします。

でも、その空き部屋には
まだ住宅ローンも固定資産税もかかっているワケで…

そう、使っていない部屋にも「コスト」は かかり続けています。
これでは あまりに勿体ない…

…ということで、
設計の段階で子供部屋を次の用途にリノベーションしやすいように作っておく提案をしています。

例えば、夫婦の趣味が映画鑑賞であれば、
子供部屋を将来シアタールームとして使えるように、
防音措置をしておいたり、モニタ配線をしておいたりすれば、
部屋は使い続けられる…
…ムダなコストを払わずに
その部屋を使い続けられるわけです。

別にクライアントの要望でもないし、
「今」必要なものでもありません。

…なので、施工する工務店から眉をひそめられることもあったりします。

でも、この先 何十年も住み続ける家で、
「豊かに」
「快適に」
「安定的に」
…暮らし続けるために、
長期目線で建てる家って
必要な家の建て方だと思ってます。

Tatooが当たり前の世の中はビミョーですが
「家が完成したとき」ではなく、
10年後、20年後を見据えた「長い視点」で建てる家…
「あたりまえ」にすることが目標だったりします。


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