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デッキレシピと運用ポイント/No.001代行天使
こんばんは。以前よりちょいちょいやっていた気まぐれデッキ紹介に近い形の記事ですが、より簡素かつ簡潔に「デッキレシピとポイントだけまとめてみよう」という試みになります。どこまで続くかは不明。第1回は「代行天使」です。
デッキレシピ
テストプレイ動画
運用ポイント
1.《宣告者の神巫》からレベル10シンクロモンスターを展開する方法
《宣告者の神巫》
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
まず覚えておきたいのがこのコンボです。手札に必要なのは《宣告者の神巫》1枚。そこからレベル10シンクロモンスターを展開することが出来ます。方法としては、
1.《宣告者の神巫》を通常召喚し、デッキから《トリアス・ヒエラルキア》を墓地に送る
2.《トリアス・ヒエラルキア》の効果でフィールド上の《宣告者の神巫》をリリースして、墓地から特殊召喚
3.《宣告者の神巫》の効果でデッキから《ブーテン》を特殊召喚
4.《トリアス・ヒエラルキア》と《ブーテン》でレベル10シンクロモンスターを特殊召喚
といった具合。
この展開方法は別に代行天使でなくとも使えるものですが、同じ天使族であることや、代行天使の展開上重要な位置にいる《マスターフレア・ヒュペリオン》を素早くシンクロ召喚できるところに利点があります。
2体目以降の《宣告者の神巫》効果でデッキからリクルートする対象には《イーバ》あたりが適任でしょうか。
《トリアス・ヒエラルキア》
効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻1900/守2900
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの天使族モンスターを3体までリリースして発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。さらに、この効果を発動するためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2体以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3体:自分はデッキから2枚ドローする。
《ブーテン》
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
自分のメインフェイズ時に、墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上のレベル4以下の天使族・光属性モンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターはフィールド上に表側表示で存在する限りチューナーとして扱う。
《マスターフレア・ヒュペリオン》
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3200/守2600
チューナー+チューナー以外の天使族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「代行者」モンスター1体または「天空の聖域」のカード名が記されたモンスター1体を手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送って発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(2):相手がカードの効果を発動した時、自分の手札・墓地から天使族モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《イーバ》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分のフィールド・墓地の天使族・光属性モンスターを2体まで除外して発動できる。除外した数だけ、デッキから「イーバ」以外のレベル2以下の天使族・光属性モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
2.《ルイ・キューピット》を経由し、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を展開する
《ルイ・キューピット》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 0/守 600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。そのS素材としたチューナーのレベル分、このカードのレベルを上げる、または下げる。
(2):このカードの攻撃力は自身のレベル×400アップする。
(3):S召喚したこのカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。
そのS召喚したモンスターのレベル×100ダメージを相手に与え、デッキからレベル8以下で守備力600のモンスター1体を手札に加える事ができる。
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》
融合・効果モンスター(制限カード)
星8/闇属性/雷族/攻2600/守2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、
融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
2つ目の展開ルートは《ルイ・キューピット》を用いた方法。やや下準備が必要で、
1.フィールド上にレベル2チューナーとレベル2と任意のレベルの非チューナーをそれぞれ1体以上
2.除外ゾーンにモンスターが1体以上
という条件下で、
1.レベル2を2体で《ルイ・キューピット》をシンクロ召喚する
2.効果で自身のレベルを2上げる
3.《ルイ・キューピット》をシンクロ素材に何らかのシンクロを行う
4.《ルイ・キューピット》の効果で《ネメシス・コリドー》をサーチする
5.《ネメシス・コリドー》を自身の効果で特殊召喚
6.《ネメシス・コリドー》をリリースし、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を特殊召喚
という手順で展開が可能になります。この下準備に適しているのは、チューナーだと《神秘の代行者 アース》で、非チューナーだと《創造の代行者 ヴィーナス》と《神聖なる球体》でしょうか。
《神秘の代行者 アース》の効果でサーチをすると召喚権が足りませんが、《命の代行者 ネプチューン》を用いることで展開が出来ます。
この場合、最終的に《マスターフレア・ヒュペリオン》に繋げることが出来るので、その効果で《マジェスティ・ヒュペリオン》を墓地に送れば、能動的に除外を行うことも可能です。
《神秘の代行者 アース》
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻1000/守 800
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「神秘の代行者アース」以外の「代行者」モンスター1体を手札に加える。フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、手札に加えるモンスターを「マスター・ヒュペリオン」1体にできる。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《創造の代行者 ヴィーナス》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守 0
(1):500LPを払って発動できる。手札・デッキから「神聖なる球体」1体を特殊召喚する。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《神聖なる球体》
常モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 500
聖なる輝きに包まれた天使の魂。
その美しい姿を見た者は、願い事がかなうと言われている。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《命の代行者 ネプチューン》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。自分の手札・墓地から「命の代行者 ネプチューン」以外の「代行者」モンスター1体を選んで特殊召喚する。フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、特殊召喚するモンスターを「ヒュペリオン」モンスター1体にできる。相手ターン終了時まで、お互いにこの効果で特殊召喚したモンスターをリリースできない。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。デッキから「天空の聖域」1枚を手札に加える。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《マジェスティ・ヒュペリオン》
効果モンスター
星8/闇属性/天使族/攻2100/守2700
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは自分の手札・フィールド・墓地の「代行者」モンスター1体を除外し、手札・墓地から特殊召喚できる。
(2):自分の天使族モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは相手も受ける。
(3):1ターンに1度、自分の手札・墓地から天使族モンスター1体を除外し、自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《ネメシス・コリドー》
効果モンスター
星4/風属性/雷族/攻1900/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ネメシス・コリドー」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
(2):「ネメシス・コリドー」以外の除外されている自分の「ネメシス」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
3.《天空神騎士ロードパーシアス》のサーチ対象を用意する
《天空神騎士ロードパーシアス》
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/天使族/攻2400
【リンクマーカー:左下/下/右下】
天使族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。「天空の聖域」またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、手札に加えるカードを天使族モンスター1体にできる。
(2):自分フィールドの表側表示の天使族モンスターが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から天使族モンスター1体を除外して発動できる。除外したモンスターよりレベルが高い天使族モンスター1体を手札から特殊召喚する。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
最後はこれでしょうか。代行天使は以前と比べて更に《天空の聖域》を手札に加える手段が増えました。
そのおかげで、(1)の効果で天使族モンスターを幅広くサーチ出来る可能性が出てきたので、その対象を1枚ピンで挿しておくという運用も可能になった感じがあります。対象としては以下の2枚が有力でしょうか。
《守護天霊ロガエス》
効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2400/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの天使族モンスターの効果が発動した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手フィールドの表側表示のカード1枚と自分フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手のカードを除外し、その自分のモンスターを守備表示にする。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。
《大天使クリスティア》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。その天使族モンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
(※ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-に収録)
《守護天霊ロガエス》は効果発動のタイミングも多く、リンクやシンクロの素材にもなりえるので複数投入も視野になります。
《大天使クリスティア》は墓地調整の容易なデッキとは言え条件付きの特殊召喚モンスターかつメタよりの性能なので、感覚としては「最後の詰めにサーチしてきて特殊召喚する」という感じでしょうか。
おわりに
と、まあこんな感じで「代行天使」についての運用ポイントでした。このあたりを抑えて、後はどこを軸にするかとか、メタに寄せるかとか、そういうことを考えていくといいんじゃないかと思いますね。
自分としては2の軸が結構好きなので、それを入れたという感じですね。デッキによっては完全に1に特化してるデッキも少なくないですが、そこは環境と好みかなと。
次回は……あるだろうか。あるといいな。思ったより手間がかかってしまったので、無いかもしれない。そんな感じ。
それではまた、どこかで。
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