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デッキレシピと運用ポイント/No.002 ふわんだりぃず

 こんばんは。前回に続く第2弾デッキレシピ記事。今回は【ふわんだりぃず】になります。

デッキレシピ

デッキレシピ画像1

デッキレシピ画像2

テストプレイ動画

https://youtu.be/VqD4Hr743Lw

運用ポイント

1.《ふわんだりぃず×ろびーな》から最上級鳥獣族を展開する

ふわんだりぃず×ろびーな

《ふわんだりぃず×ろびーな》
効果モンスター
星1/水属性/鳥獣族/攻 600/守1200
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

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ふわんだりぃず×いぐるん

《ふわんだりぃず×いぐるん》
効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル7以上の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

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 まずはこれを覚えておくことが重要でしょうか。このデッキは各種ふわんだりぃずが召喚権を増やすことが出来ます。

 その為、サーチ→召喚→サーチといったループをさせることも比較的容易となってくるのです。その形の1つが以下の通り。

1.《ふわんだりぃず×ろびーな》を召喚し、効果で《ふわんだりぃず×いぐるん》をサーチ
2.《ふわんだりぃず×ろびーな》の効果で、サーチしてきた《ふわんだりぃず×いぐるん》を召喚
3.《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で、最上級鳥獣族をサーチ
4.《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果で、サーチしてきた最上級鳥獣族をアドバンス召喚
5.除外された《ふわんだりぃず×ろびーな》《ふわんだりぃず×いぐるん》を効果で手札に回収

 これで《ふわんだりぃず×ろびーな》1枚から最上級鳥獣族展開できるという訳です。《ふわんだりぃず×いぐるん》によるサーチ対象はそこそこ数がいますが、概ね良く選ばれるのは下記の3体。

ふわんだりぃず×えんぺん

《ふわんだりぃず×えんぺん》
効果モンスター
星10/風属性/鳥獣族/攻2700/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ふわんだりぃず」魔法・罠カード1枚を手札に加える。その後、モンスター1体を召喚できる。
(2):アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札を1枚除外して発動できる。その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

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烈風帝ライザー

《烈風帝ライザー》
効果モンスター
星8/風属性/鳥獣族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動する。そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの一番上に戻す。このカードが風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、その時の効果に以下の効果を加える。
●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。

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霞の谷の巨神鳥

《霞の谷の巨神鳥》
効果モンスター
星7/風属性/鳥獣族/攻2700/守2000
このカードの効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を対象として発動できる。その自分の「ミスト・バレー」カードを持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。

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 《ふわんだりぃず×えんぺん》はデッキからふわんだりぃず関連の魔法・罠カードをサーチしてくることが出来るので、後述の《ふわんだりぃずと夢の町》を用いた相手ターンの展開をするための下準備に向いています。単純な戦闘能力も一番。

 《烈風帝ライザー》バウンスを用いた除去《霞の谷の巨神鳥》効果無効による妨害が行えるカード、毎ターン展開が可能なこのデッキなら《霞の谷の巨神鳥》のコストは自身で大丈夫です。

2.《ふわんだりぃずと謎の地図》を用いて最上級鳥獣族を展開する

ふわんだりぃずと謎の地図

《ふわんだりぃずと謎の地図》
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。その後、見せたモンスターを召喚する。
(2):相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。

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 こちらは《ふわんだりぃず×ろびーな》手札になかった場合のルート。方法は以下の通り。

1.《ふわんだりぃずと謎の地図》を発動
2.《ふわんだりぃずと謎の地図》の効果で手札の適当なふわんだりぃずを見せ、デッキから《ふわんだりぃず×ろびーな》を除外する
3.《ふわんだりぃずと謎の地図》の効果で、相手に見せたふわんだりぃずを召喚。除外された《ふわんだりぃず×ろびーな》を手札に加える
4.召喚したふわんだりぃずの効果で、《ふわんだりぃず×ろびーな》を召喚

 と、ここまで来たら後は上記の方法を取って、鳥獣族の最上級に繋げるという感じ。

 こちらの手段を取る場合、デッキから除外するふわんだりぃずを《ふわんだりぃず×いぐるん》にすることで無駄なく展開も可能です。
 ちなみに、《ふわんだりぃず×ろびーな》だけを抱えている場合でも、この手法は可能で、その場合デッキから手札に加える下級鳥獣族には《烈風の結界像》《D.D.クロウ》あたりがオススメ。

画像12

《烈風の結界像》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いは風属性モンスターしか特殊召喚できない。

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D.D.クロウ

《D.D.クロウ》
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
(1):このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。

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3.《ふわんだりぃずと夢の町》等を用いた相手ターンの展開

ふわんだりぃずと夢の町

《ふわんだりぃずと夢の町》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、このカードを除外して発動できる。相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。

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 ふわんだりぃずには《ふわんだりぃずと夢の町》のように相手ターンに展開できるカードがいくつか揃っています。
 そのため、これらを使って相手ターンに動くことも考えて自分のターンの動きを考える必要があったりします。

 初手に展開する最上級鳥獣族は《ふわんだりぃず×えんぺん》にすることで、相手ターンに妨害を行える《烈風帝ライザー》を展開することも出来たりします。

4.《金満で謙虚な壺》などの制約付きドローソースを活用する

 最後はこれでしょうか。【ふわんだりぃず】は基本的に特殊召喚を行わない上に、一度盤面を作ってしまうことが重要なので、制約の付いたドローソースが重要になってきます。具体的には以下の3枚。

金満で謙虚な壺

《金満で謙虚な壺》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

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強欲で金満な壺

《強欲で金満な壺》
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

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強欲で謙虚な壺

《強欲で謙虚な壺》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、その後残りのカードをデッキに戻す。

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 これらのバランスはデッキの構築によりますが、エクストラを活かす場合《金満で謙虚な壺》を多めにし、ドロー用のコストとして見る場合《強欲で金満な壺》を多めにするのがベスト。現在の主流は前者でしょうか。

おわりに

 と、いうわけで【ふわんだりぃず】でした。個人的にも好きなデッキなので、どこかで組んでみたいと思ってはいるのですが、このデッキも《金満で謙虚な壺》を使うかもしれないってのが気になりますね……

 上記のレシピは大会なんかで使われるデッキを、若干ファンデッキよりにしたものですが、もうちょっと気楽な感じにしてもいいのかもしれませんね。
 割とスロットには余裕があるデッキなので、色々弄れるにはいじれると思います。今後の強化にも期待と言ったところでしょうか。

 次回は不明。作ってみたいデッキとか、動きを確認しておきたいテーマはあるんだけど、やるかどうかは分からない感じ。暇ならやります。気が向いてもやります。そんな感じ。

 それではまた、そのうち。


※定価は4,950円です


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