【食レポ】ラーメン二郎生田駅前店@生田(2024.09.20訪問)
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基本情報
レビュー
毎年夏になると、所謂「夏季限定メニュー」の未食を探します。
通常時にラーメンしか提供しないお店であればつけ麺。両方提供するお店であれば冷やし中華や、冷やしのまぜそばなどが提供されることが多いのですが、今年の夏、恐らく一番話題となったメニューがあります。それが「ラーメン二郎生田駅前店」の冷やし。
話題になりすぎたこともあり、開店前から60人並んでいるみたいな話もあり、尻込み。そんなこんなしているうちに9月7日で提供を終了という話になり、あるかは分かりませんがこれは来年かなと思っていたら、なんと9月末まで延長とのうわさが。
公式であまり発信しないので、SNSなどで情報を集めてみるとどうやら9月末まではやっているらしい。そんなわけでやってきました。
この日は夜営業&直前までゲリラ豪雨という最悪に近いコンディションだったこともあってか、17時23分到着でなんと前待ちは2人。
その後もそこまで人数が増えずにもうちょっと遅くてもよかったかもしれません。通常がこうかは分かりませんが、夜営業の頭は割とねらい目かも。
限数は不明ですが、あらかじめ冷やしてあるスープでの提供なので、限界はあると思われます。この日の注文は当然冷やし。後は豚も増してみました。
温かいものしかないからなのか、アブラコールは不可。ニンニクのみお願いしました。
ビジュアルもそうですが、印象はまんま「二郎がそのまま冷やしになった」という感じ。ただ、冷やされた影響なのかは分かりませんが、全体的に輪郭がはっきりした印象ですね。
醤油のキレや豚の旨味がきりっと立っていて、それでいてきつくない印象。太目の麺も冷やされてややしまった食感になっていて、相性が良い。
二郎系の冷やしというと、割とラーメンとは違う専用チューンのものを提供している店が多いですが、こちらのはそのまま冷やしにして、全体を整えた印象。
味わいはもちろん違いますが、ちょっとピコピコポンの冷やし中華と似たような方向性かも。きちんと二郎系なのに、冷やしている。それでいてラーメン。
きちんとオイリーだったり、豚骨醤油の存在感が奥にあるところは舎鈴の冷やかけとつけ麺の距離感とも近いものがありますね。
冷やしということもあって、なんとなくそんな感じはしていましたが、途中からニンニクを混ぜ込んでみるとやや辛さが出ますね。ただ、それはそれとしたアクセントにも感じられるのが面白いところ。そこまで嫌いではないです。
前回保留にしていた豚は赤身系で、やや塩気が強めですね。好みかどうかは人にもよるかも。肉食ってる感は強いです。全体でのブレはない感じ。
ごちそうさまでした。連日とんでもない並びをしていましたが、そこまでかと問われると個人的にはやや△くらい。そもそも元のラーメンのレベルが高く、それを冷やしとして成り立つようにチューンをかけた印象。
全体の輪郭がはっきりしたこともあって、さっぱりしていて食べやすく、これなら大でも行けそうな気はしました。どっちが好きかって言われると、寒い時期じゃなかったら割とこっちかも。
前述の舎鈴の冷やかけといい、温かいメニューの濃厚さを残した冷やしの時代が来るんでしょうか。ちょっと楽しみ。ご馳走様でした。
ワンポイントまとめ
・今夏トップクラスに話題の冷やし系メニュー
・二郎のラーメンをそのまま冷やしにスライドした一杯
・全体的な輪郭がはっきりしていて、すっきりとした食べ口
紹介したラーメン店情報
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