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ANIMATION CHRONICLE 2021新情報雑記(2021.06.04)

新情報

1.D-HERO

《D-フォース》
永続魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキ・墓地から「D-HERO Bloo-D」1体を選んで手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドに「D-HERO Bloo-D」が存在する限り、以下の効果を適用する。
●自分ドローフェイズにドローできない。
●自分フィールドのカードは相手の効果の対象にならない。
●自分フィールドの「D-HERO Bloo-D」は、
攻撃力がお互いの墓地のモンスターの数×100アップし、相手の効果で破壊されず、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
《ドクターD》
通常魔法
(1):自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を除外して発動できる。自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「D-HERO」モンスター2体を対象として発動できる。対象のモンスター1体の攻撃力は、もう1体のモンスターの攻撃力と同じになる。

 D-HEROって定期的に強化されますよね。雰囲気自体は良いんですけど「遅効性」みたいな特色を活かせてるカードが少ないのが難しいところだなって。

 《D-フォース》《D-HERO Bloo-D》サーチ・サルベージ出来る効果を持っているカード。
 それ以外にも対象耐性などの効果を持ってはいるんですけど、ドローフェイズスキップのデメリットがデカいので、あくまでサーチ札の1枚として割り切った方が運用はしやすそうな気がしますね。
 ターン1制限もないので、気軽に投入できるのが良いですね。

 《ドクターD》蘇生・サルベージと、攻撃力アップ効果。どっちかっていうと(1)にあたる前者の効果がメインでしょうか。
 墓地肥やし自体は得意なので、コストはそこまで困らないかなって感じ。蘇生とサルベージを選べるのも、両方欲しいデッキなので悪くはなさそう。
 フルで入れるカードではないと思いますけど、悪いカードではないと思いますね。

2.クラゲ関連

《サイレンス・シーネットル》
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 800/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに水属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の水属性モンスターを3体まで対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。
《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻1900/守1500
水属性レベル4モンスター×2
(1):フィールドの表側表示モンスターは水属性になる。
(2):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
(3):X召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードが持っていたX素材の数まで、EXデッキから「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する。さらに特殊召喚したモンスターそれぞれに、自分の墓地から水属性モンスターを1体まで選んでそのX素材にできる。
《ステルス・クラーゲン・エフィラ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻1900/守1500
水属性レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊する。
(2):「No.」Xモンスターの効果で特殊召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードが持っていたX素材の数まで、自分の墓地から、このカード以外の「ステルス・クラーゲン」モンスターを選んで特殊召喚する。さらに特殊召喚したモンスターそれぞれに、自分の墓地から水属性モンスターを1体まで選んでそのX素材にできる。

 概ねこの3体で完結感がある効果ですね。

 《サイレンス・シーネットル》《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》をエクシーズ召喚し、《ステルス・クラーゲン・エフィラ》に繋げ、墓地に落ちてしまったそれらは《サイレンス・シーネットル》の墓地効果で回収するという感じ。

 ただまあ、そこまで上手くいくのかと言われると疑問符ですけどね。
 取り合えず《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》《サイレンス・シーネットル》の効果は汎用性があるので、水属性デッキに差し込んでやるだけでも機能する場合はあるかもしれないですね。

3.サイファー

《光波複葉機》
効果モンスター
星6/光属性/機械族/攻1000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「サイファー」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「サイファー」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで8にする。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「サイファー」モンスター1体を手札に加える。
《光波干渉》
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに同名モンスターが存在する、自分の「サイファー」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。その戦闘を行う自分の「サイファー」モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
《二重露光》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのレベル6以下の同名モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルは倍になる。
(2):自分・相手のバトルフェイズ開始時に、自分フィールドの「サイファー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、エンドフェイズまでそのカード名を対象の「サイファー」モンスターと同名カードとして扱う。

 サイファー……サイファーねえ……

 ARC-Ⅴで出てきたと思ったらフォトンでもなければ、ギャラクシーですらない(一応エクシーズ体はギャラクシーの名前を冠している)っていう意味不明な経緯で出てきたのをよく覚えています。なんで既存のテーマを強化しなかった感。

 肝心の効果としては《光波複葉機》《光波双顎機》展開すればランク8につながったり、《銀河眼の光波竜》コントロール奪取したモンスター攻撃力《光波干渉》あげてみたりと、出来ることは多いんですけど、果たしてそのギミックがギャラクシー系にどこまで影響を与えるかって感じですね……
 本当になんでカイトはテーマをころころ変えちゃうのか。

4.機塊

《扇風機塊プロペライオン》
リンク・効果モンスター
リンク1/風属性/機械族/攻1200
【リンクマーカー:上】
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):1ターンに1度、このカードが相互リンク状態の場合、自分と相手のモンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。その相手モンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ0になる。
(3):1ターンに1度、相互リンク状態ではないこのカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。その相手モンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ0になる。
《機塊コンバート》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のメインモンスターゾーンの「機塊」リンクモンスターを全て除外する。その後、この効果で除外したモンスターの数まで、除外されている自分の「機塊」リンクモンスターを選んで特殊召喚できる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに自分の墓地から他の「機塊」魔法・罠カード1枚を除外して発動できる。このカードを手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 まーたよく知らないテーマが来ちゃったよ……

 《機塊コンバート》は単純に除外したリンクモンスターを呼び戻すことも出来るので、「場の機塊リンクモンスターに2回攻撃を付与できるカード」と見ることも出来ますね。
 もちろん、入れ替えてもいいですし、効果の再使用にもつながる感じ。

 《扇風機塊プロペライオン》ダイレクトアタッカーであり、戦闘サポート持ち。リンク状態かどうかによって効果に差が出るので、前述の《機塊コンバート》なんかを使って移動してやると、上手く使えそうですよね。
 単純なダイレクトアタッカーとしても攻撃力は高めで、そちらでもお呼びがかかったりする……のだろうか。

5.氷結界

新情報2021.06.04

氷結界

《氷結界》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。その相手モンスターは、攻撃力が0になり、表示形式を変更できず、効果は無効化される。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキからレベル5以上の水属性モンスター1体を墓地へ送る。その後、自分の墓地から水属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。

 カード名と効果は完全に【氷結界】を思わせる感じなんですけど、テキストには一切名前が出てこないんですよね……不思議すぎる……

 元々は(1)の効果だけがあった感じで、割と普通の「まあ原作にありがちな使い捨てカードの1枚」だったんですけど、(2)が付いて、完全に【氷結界】及び水属性デッキのサポートになりましたね……強引すぎる……

 いったん墓地に送ってからサルベージするという珍しい手順を取りますが、この結果「デッキからサーチも出来るし、墓地からの回収と合わせて墓地肥やしも出来る」という便利なカードになっていますね。
 おかげでカード名通り【氷結界】と相性がいいです。しかもカード名のおかげでサーチ対象ともなるという……なんだこれは……

 魔改造されたおかげで大分使いやすいカードになってますけど、これが出来るならもうちょっとストラクチャーデッキの時点で……何でもないです。はい。


※定価は2,475円です。


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