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すべての人に長所があり、短所がある。
みなさんの周りにこんな人はいないでしょうか。
短気で怒りっぽいマネージャは、実は頭の回転が速く、てきぱきと手際よく仕事を進めていくから、ついてこれない部下を見るとついイライラしてしまう。
切れ者だといわれるエースは、未来のビジョンが見えており、将来のリーダーとしてふさわしく見える。しかし切れるがゆえに他人を過小評価したり、見下した態度をとることにより、さほど同僚の評価は高くないかもしれない。
おだやかなあの人は、いつも気配りができて誰にでもやさしい。しかし定常作業から外れたり、些細なもめごとが起ころうものならテンパって怒り出してしまう。
普段はいい人なんだけど/いざというときは頼りになる/寡黙と思っていたがお茶目など、一見すると長所に見えるものも、風向き一つで短所にもなりえます。その逆もしかりです。
優れた素質と欠点は光と影のようなもので切り離すことはできません。長所を伸ばすほど、短所も浮かび上がってしまいます。
ですからいくら長所を伸ばしても、短所をカバーする努力を怠れば、やがて人はあなたから離れていくかもしれませんし、短所ばかり気にしても空気のような存在として扱われるかもしれません。
本当の「成長」とは長所を伸ばしながら、短所を目立たなくすることであると僕は考えています。学校ではあまり教えないことですね。でもそれでいいのです。学校で全部を学べたら、そのあとが退屈すぎて大変ですから。
大人になってからも学ぶべきことはたくさんあって、わくわくする気持ちでいっぱいの今日この頃です。では。また会いましょう。